『フラワー・オブ・ライフ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
転校してきた高校生・花本はなは、新しいクラスで個性的な同級生たちと出会う。オタク趣味を持つ者、恋に悩む者、それぞれが抱える日常の小さな喜びと不安。病気療養を経て戻ってきた彼女の視線を通して、何気ない学園生活が特別な輝きを放ち始める……。
『アンティーク・ベーカリー』『おおきく振りかぶって』で知られる吉永史が、Wings誌上で描いた学園コメディだ。少女漫画と青年漫画の境界を軽やかに越える作家の資質が、ここでは「オタク文化」という題材と結びつく。ただし、趣味を笑いのネタにするのではない。同人誌を描く者、BLを愛好する者、それぞれの「好き」が肯定され、友情の土台になっていく過程を丁寧に積み重ねる。吉永作品の真骨頂である繊細な人間描写が、10代の揺らぎを捉える。恋愛も、自己成長も、大げさなドラマにしない。日常の些細な出来事が、登場人物たちにとっては切実な意味を持つ——そのバランス感覚が優れている。
第1回マンガ大賞にノミネートされた本作。既刊4巻で、少女漫画の枠に収まらない普遍性を持つ学園物語を体験できます。
まだ読んでいないあなたへ
病気で長期入院していた高校生が、転校初日から巻き込まれるんです。
クラスメイトのくだらない日常に。
「アンティーク・ベーカリー」「おおきく振りかぶって」の吉永史が、学園コメディという舞台でやってのけたのは、誰も傷つけない笑いと、誰の心も置いていかない優しさの両立でした。オタク趣味を持つ生徒、恋愛に不器用な生徒、それぞれが抱える事情を、この作者は絶対に笑いのネタには落とさないんです。
主人公が入院生活で失った「普通の高校生活」を取り戻していく過程が、実は周囲の生徒たちも少しずつ変わっていく物語になっている。友達って何だろう、好きって何だろう、自分らしくいるって何だろう。10代が本当に悩んでいることを、この漫画は説教臭くなく、でも真正面から描いているんですよ。
何より会話が抜群に面白い。教室の隅で繰り広げられる、意味があるんだかないんだか分からないやりとり。でもその積み重ねが、かけがえのない時間なんだと気づかされる瞬間があるんです。
既刊4巻、第1回マンガ大賞ノミネート作品。少女漫画の枠で語るには惜しい、誰にでも刺さる青春群像劇です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『フラワー・オブ・ライフ』は全何巻?
全4巻で完結済みです。