ファイナルリクエスト』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

オンラインゲームの世界に閉じ込められた人々。ログアウトできない仮想空間で、プレイヤーたちは生き延びるための選択を迫られる。レベル、スキル、アイテム——現実を失った者たちにとって、ゲームのルールこそが新たな現実となった。彼らは何を求め、どこへ向かうのか……。

日下一郎は『水曜日のシリウス』誌でファンタジー・アドベンチャー作品を手がけてきた作家だ。本作は2016年から2020年にかけて連載され、既刊6巻で完結している。「ゲーム世界閉じ込め」というモチーフ自体は珍しくないが、日下の作品が際立つのは、派手なバトルや大団円ではなく、閉じ込められた者たちの「再出発」に焦点を当てている点です。仮想世界という非日常が、いつしか日常へと変わっていく過程——その静かな諦念と、それでも前を向く人間の姿が、青年層に向けた落ち着いたトーンで描かれています。

ゲームの世界で「生きる」とは何か。Renta!で試し読みも可能です。再出発の物語を、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

ゲームの世界で、もう一度やり直せるなら。

そう考えたことがある人に、この作品は刺さるんです。主人公が迷い込むのは、ただのゲーム世界じゃない。そこには生きた人々がいて、選択には重みがあって、後戻りできない瞬間が次々と訪れる。リセットボタンなんてどこにもないんですよ。

日下一郎が描くのは、派手な魔法バトルじゃなくて、人間の心の動きなんです。仲間を信じるか疑うか。自分の過去を受け入れるか逃げるか。そういう、誰もが抱える葛藤を、ファンタジーという装置を使って丁寧に掘り下げていく。読んでいるうちに、いつの間にか自分の人生を重ねている。

全6巻という長さも絶妙で。物語がダレることなく、でも急ぎ足にもならず、ちゃんと感情移入できるペースで進んでいくんです。一気読みすると、読後に妙な余韻が残る。「再出発」というテーマが、最後にどう着地するのか、それは読んでからのお楽しみ。

青年向けの作品ですけど、学生時代に何かをやり直したいと思ったことがある人なら、年齢問わず響くはずです。Renta!で試し読みもできるので、まずは1話読んでみてください。きっと、その先が気になって仕方なくなりますから。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ファイナルリクエスト』は全何巻?

全6巻で完結済みです。