『ピーチボーイリバーサイド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
人間と鬼の共存が模索される世界。旅の途中で鬼に襲われた少女サリーは、桃から生まれた青年ミコトに救われる。圧倒的な戦闘力で鬼を滅ぼすミコトだが、その姿に「人間」と「鬼」の境界線を見出せない。人族の国の姫でありながら外の世界を知らなかったサリーは、ミコトや仲間たちとともに旅を続けるうち、善悪の定義が揺らいでいく現実に直面する。鬼とは何か、人とは何か……。
COOL-kyou Shinya原作・ヨハネ作画による本作は、週刊少年マガジンRで2017年から2021年まで連載され、既刊16巻。第12回マンガ大賞を受賞し、2021年にはMAPPAによるアニメ化も実現した。「桃太郎」という誰もが知る昔話をモチーフにしながら、単純な勧善懲悪を拒む物語構造が際立っています。鬼を殺すことが正義なのか、共存の道はあるのか。サリーの視点を通して描かれる問いは、旅が進むほど複雑さを増していく。アクションと冒険の軸を保ちながら、人種・差別・暴力といったテーマを正面から扱う構成力は、少年誌の枠を超えた射程を持つ作品です。アメリカ、フランス、ドイツなど海外でも翻訳され、評価を得ている点も納得できる。
「鬼退治」の物語を、これほど誠実に問い直した作品は稀です。既刊16巻、完結済みの全体像をぜひ追ってください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊16巻、完結済み。
桃太郎の伝説を知らない人はいないでしょう。でも、鬼を退治した「その後の世界」を描いた物語があるって知ってましたか。この作品は、勇者が鬼を倒してめでたしめでたし、では終わらないんです。倒された鬼の側には何があったのか。正義と悪は本当にそんなにきっぱり分けられるものなのか。そういう問いを、冒険活劇のど真ん中に叩きつけてくる作品なんですよ。
主人公は人間の王女と、人間に育てられた鬼族の少年。二人が出会い、旅をする中で、世界の成り立ちと自分たちが背負っているものの重さが見えてくる。戦いは激しく、血が流れる場面もある。けれど、そこに至るまでの葛藤や、相手を理解しようともがく姿が丁寧に描かれているから、ただ派手なだけのバトル漫画じゃないんです。
週刊少年マガジンRで連載され、第12回マンガ大賞にノミネート、2021年にはアニメ化もされました。海外でも翻訳版が出ていて、日本だけじゃなく世界中で読まれている。これだけ支持されるのは、誰もが知っている昔話を土台にしながら、まったく新しい問いを投げかけているからだと思うんです。
正義の側に立つってどういうことなのか。守るために力を使うのと、力で支配するのと、どこで線が引かれるのか。16巻で完結しているから一気読みできます。読み終わったとき、あなたの中の「桃太郎」は、もう同じ姿ではいられないはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ピーチボーイリバーサイド』は全何巻?
全16巻で完結済みです。