『ピースオブケイク』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
何気ない日常の中で、ふと交わされる視線。職場で出会った年上の男性と年下の女性が、緩やかに惹かれ合っていく。特別なドラマがあるわけではない。ただ、少しずつ距離が縮まり、離れ、また近づく。二人の間に横たわる時間の流れを、淡々と、しかし確かに掬い取っていく物語だ。
『ソラニン』『おやすみプンプン』で青春の痛みを描いてきた浅野いにおが、大人の恋愛に挑んだ作品である。派手な展開も激しい感情のぶつかり合いもない。あるのは、二人の間に生まれる小さな揺らぎと、それでも続いていく日々の手触りだ。浅野作品特有の線の繊細さが、言葉にならない心の動きを雄弁に語る。掲載誌「Feel Young」の読者層に向けた作品でありながら、恋愛の普遍性を捉えたことで、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、日本と韓国で映画化もされた。既刊5巻という短さの中に、削ぎ落とされた美しさがある。
大仰な愛の言葉はいらない。ただそこにある、かけがえのない時間を感じてください。
まだ読んでいないあなたへ
浅野いにお、既刊5巻。
「恋愛漫画」って聞いて思い浮かべるキラキラした世界とは、全く違うものがここにあるんです。職場で出会った年上男性と年下女性の、あまりにも生々しい関係。甘さの裏側にある居心地の悪さ、言葉にできない違和感、それでも離れられない理由。そういう「恋愛の面倒くささ」を、浅野いにおは一切ごまかさずに描き切ってしまうんですよ。
『ソラニン』や『おやすみプンプン』で、日常の中にある残酷さと美しさを描いてきた作家が、今度は恋愛というテーマに向き合った。結果、できあがったのは、読んでいて息が詰まるような緊張感と、それでもページをめくる手が止まらない吸引力を持った作品です。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。映画化もされた本作は、Feel Young誌で連載されていた女性向けドラマなんですが、「恋愛ってこんなに複雑で、こんなに痛くて、こんなに曖昧なものだったんだ」って改めて気づかされてしまうんです。誰かを好きになることの、美しくない部分まで含めて。
綺麗事じゃない恋愛を読みたい人に。そして、浅野いにおの描く人間の業の深さに、もう一度浸りたい人に。
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よくある質問
『ピースオブケイク』は全何巻?
全5巻で完結済みです。