『ビューティフルピープル・パーフェクトワールド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
かつて何かを失った二人が、再び顔を合わせる。過去の出来事が影を落とし、言葉にできない罪悪感が胸を締めつける。それでも、彼らは向き合わざるを得ない。悲劇的な記憶を抱えたまま、関係を取り戻すことはできるのか……。
ふわしんりは『やさしい関係』で知られるBL作家である。感情の機微を丁寧に掬い上げる作風が持ち味だが、本作はそのなかでも特に重い。Charade誌に掲載された本作は、第1回BLアワードで最優秀作品賞を受賞した。英語版も出版され、海外のBLファンからも支持を集めている。
ロマンスでありながら、軽やかさとは無縁の作品です。再会の物語は多くあれど、ここまで罪悪感と悲劇を正面から扱った作品は少ない。過去を抱えた者たちの、不器用で痛々しい歩みを見届けたい方にこそ、手に取ってほしい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
罪悪感って、何年経っても消えないんです。
ふわしんりが2005年から2007年にかけて「Charade」で連載した『ビューティフルピープル・パーフェクトワールド』は、第1回BLアワード最優秀作品賞を受賞した、再会と贖罪の物語なんです。既刊3巻、でもこの短さが逆に凄い。無駄な1ページもない、研ぎ澄まされた密度で迫ってくる。
悲劇的な過去を抱えた二人が再び向き合う時、そこにあるのは甘い再会じゃない。言葉にできない後悔と、それでも隣にいたいという感情が絡み合って、読んでいて胸が苦しくなるんです。ふわしんり作品の真骨頂は、登場人物の心の機微を繊細に描き切るところ。『やさしい関係』で見せたあの感情表現が、この作品ではさらに深く、痛いほどリアルに描かれている。
「ビューティフルピープル」「パーフェクトワールド」。このタイトルに込められた皮肉と願いの両面が、最後まで読むとずしりと響いてくるんです。
英語版も出版され海外のBLファンからも支持されたこの作品、BLというジャンルの枠を超えて、人間の感情の複雑さと再生の可能性を問いかけてくる。読み終えた後、あなたの中に静かな余韻が残り続けます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ビューティフルピープル・パーフェクトワールド』は全何巻?
全3巻で完結済みです。