ヒナまつり』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ある日、若手ヤクザの新田の部屋に突如として現れた謎の少女ヒナ。超能力を持つ彼女を厄介払いできず、仕方なく同居生活が始まる。ヤクザと超能力少女という異質な組み合わせが織りなす日常は、予想の斜め上を行く展開の連続だ。ヒナの無表情な振る舞いと、新田の振り回されっぷりが生み出すズレが、この物語の核になっている……。

大武政夫が「Fellows!」で2009年から2018年まで連載したこの作品は、青年誌コメディの金字塔と呼ぶべき傑作である。「このマンガがすごい!」オトコ編第1位を獲得し、アニメ化・実写映画化を果たした評価の高さは、そのギャグの切れ味と人間ドラマの絶妙なバランスに裏打ちされている。ヤクザ稼業と超能力という非日常的な要素を扱いながら、描かれるのは「家族」や「成長」といった普遍的なテーマです。特筆すべきは、ヒナ以外のサブキャラクターたちの人生にも丁寧に焦点を当てる構成で、ホームレス生活を経験する少女やバーテンダーを目指す少女など、それぞれが独自のドラマを展開する。笑いの裏側に滲む優しさと切なさが、この作品を単なるギャグ漫画以上の存在にしているのだ。

既刊19巻で完結したこの物語は、海外でも翻訳され広く読まれています。笑って、ときに胸が熱くなる、唯一無二の読後感をぜひ体験してください。

まだ読んでいないあなたへ

ヤクザの家に超能力少女が落ちてきた。

この時点で荒唐無稽なんですが、読み始めると笑いが止まらないんです。

主人公の新田は若手ヤクザで、高級壺のコレクションを並べた部屋で優雅に暮らしていたんです。そこへ卵型のカプセルが空から降ってきて、中から無表情な少女ヒナが出てくる。超能力で部屋をめちゃくちゃにされ、渋々面倒を見ることになるんですが、この新田の困惑ぶりと、ヒナの容赦ないマイペースさの掛け合いが最高に面白い。

すごいのは、ギャグ漫画なのに登場人物がみんな懸命に生きてるんですよ。超能力を持っているのにホームレス生活を余儀なくされる少女、バーテンダーとして才能を開花させていく中学生、組織の仕事と子育ての板挟みになるヤクザ。誰一人として記号的じゃない。彼らが真面目に頑張れば頑張るほど、状況がおかしな方向へ転がっていくんです。

笑った次のページで胸が熱くなる。そういう瞬間が何度も訪れる作品なんです。ヒナが新田の部屋で初めて「ただいま」と言う場面とか、不器用な大人たちが子供を守ろうとする姿とか。家族とは血の繋がりじゃないんだって、ギャグの合間にそっと教えてくれる。

既刊19巻、オトコ編第1位に選ばれた「このマンガがすごい!」。笑いたい、でもちゃんと心に残る話を読みたい。そんなあなたに本気で薦めたい一作です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ヒナまつり』は全何巻?

全19巻で完結済みです。