『ヒカルの碁』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
小学生の進藤ヒカルは祖父の蔵で古い碁盤を見つけたことで、平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊に取り憑かれる。囲碁のルールさえ知らなかったヒカルは、佐為に導かれて囲碁の世界へ足を踏み入れていく。やがて佐為の存在を隠しながら対局を重ねるうち、ヒカル自身も囲碁の奥深さに目覚め、プロ棋士を目指す道を歩み始めることに……。
原作・ほったゆみ、作画・小畑健。小畑健といえば後に『DEATH NOTE』『バクマン。』と週刊少年ジャンプで立て続けにヒットを飛ばす画力の持ち主だが、本作でその才能が完全に開花したと言っていい。囲碁という静的な競技を、心理戦と成長ドラマに昇華させた構成力は見事です。第48回小学館漫画賞と第27回講談社漫画賞をダブル受賞し、第8回文化庁メディア芸術祭でも評価された実績が、作品の完成度を物語る。アメリカ、フランス、韓国など海外でも翻訳され、囲碁の普及に貢献したという社会的影響も無視できません。幽霊と少年という異色の設定を軸に、ライバルとの対決、プロへの階段を一段ずつ上る緊張感、そして佐為との関係性の変化が丁寧に描かれていきます。
囲碁を知らなくても夢中になれる。既刊23巻、週刊少年ジャンプが生んだ奇跡の一作です。
まだ読んでいないあなたへ
囲碁のルールを知らなくても、夢中になれるんです。
小学6年生の進藤ヒカルは祖父の蔵で古い碁盤を見つけた瞬間、平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊に取り憑かれます。佐為が碁を打ちたいと懇願するから仕方なく碁会所へ行くと、プロ棋士の卵にボコボコにされて——でもそれは、ヒカルの人生が動き出す最初の一手でした。
この作品、囲碁という競技を一度も触ったことがない人間を「次の一手が気になって眠れない」状態にするんですよ。盤面の説明なんてほとんどないのに、なぜか勝負の緊迫感が伝わってくる。それは描かれているのが碁石の攻防じゃなく、「もっと強くなりたい」「あいつに追いつきたい」という人間の業だからです。ヒカルのライバル・塔矢アキラとの関係は、憧れと嫉妬と尊敬が入り混じって、読んでいて胸が苦しくなります。
佐為という存在がまた絶妙なんです。千年生き続けても囲碁への渇望が消えない彼の純粋さと、それを受け止めきれないヒカルの葛藤。二人の関係が変化していく過程で、あなたは気づくはずです——これは「囲碁漫画」じゃなく、「情熱を受け継ぐことの物語」なんだと。
小学館漫画賞と講談社漫画賞をダブル受賞し、文化庁メディア芸術祭でも評価された理由が、読めば腑に落ちます。作画の小畑健が描く碁盤を前にした表情の繊細さ、ほったゆみが紡ぐドラマの熱量。既刊23巻、一気読み必至です。
ルールなんて後から調べればいい。まずこの一局、打ってみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ヒカルの碁』は全何巻?
全23巻で完結済みです。