『パンドラハーツ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
貴族の四大名家の一つ、ベザリウス家の次期当主オズは、成人の儀の最中、突如として「アヴィス」と呼ばれる牢獄へと落とされる。そこで彼が出会ったのは、「血染めの黒ウサギ」と呼ばれる謎の少女アリス。彼女と契約を交わすことで現世へ戻ったオズは、自分が罪人として断罪された理由を探るため、秘密組織「パンドラ」の協力を得ながら、失われた記憶の欠片を追い始める。「不思議の国のアリス」のモチーフが散りばめられた世界で、ゴシックな世界観と錯綜する謎が交錯していく……。
スクウェア・エニックスの「月刊Gファンタジー」で2006年から連載された本作は、ダークファンタジーとミステリーを融合させた構成で少年誌の枠を押し広げた。表面的には主従関係を軸にした冒険活劇の体裁を取りながら、隠された過去と記憶の断片が複雑に絡み合い、物語が進むほど謎が深まる構造を持つ。アリスとオズの関係性も、単なる契約者同士の絆ではなく、時間の飛躍や失われた記憶が絡む、より重層的なものとして描かれます。ヨーロッパ風の華麗な舞台装置と、その裏に潜むダークな雰囲気のコントラストが際立ち、2009年にはXEBECによるアニメ化も果たしました。
全24巻で綴られた壮大な謎解きの果てに、何が待ち受けるのか。少年誌の領域で挑まれた、記憶と契約の物語を目撃してください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊24巻、完結済み。
講談社漫画賞を受賞し、アニメ化もされた作品なんです。
この漫画を読んだ人が口を揃えて言うのは「最初の印象と、全部読み終わった後の印象が、まるで別の作品みたいに変わった」という言葉なんですよ。1巻を手に取ったときは、華やかなゴシック調の絵柄に惹かれて、少し不思議な雰囲気のファンタジーかなと思う。でも読み進めるうちに、この物語が何重にも張り巡らされた伏線と、すべての登場人物に隠された過去を抱えた、壮大なミステリーだと気づくんです。
主人公が記憶の一部を失っているところから始まる物語。出会う人々はみんな秘密を抱えていて、誰が味方で誰が敵なのかさえ、最後まで確信が持てない。契約によって結ばれた関係が、やがてどう変わっていくのか。時間が飛び、視点が変わるたびに、これまで見えていた景色の意味が一変するんです。
「不思議の国のアリス」をモチーフにしながら、それを遥かに超えた重厚な物語が展開されていきます。ヨーロッパ風の世界観に、秘密組織が暗躍し、過去と現在が複雑に絡み合っていく。コメディ要素で和む瞬間もあれば、次のページでダークな真実が明かされて息を呑むこともある。
何より、この作者は最終巻に向けてすべての伏線を回収していく手腕が圧巻なんです。24巻という長さが必要だった理由が、読み終えたときに深く納得できる。一度読み始めたら、真相を知るまで手を止められなくなる作品なんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『パンドラハーツ』は全何巻?
全24巻で完結済みです。