『パレス・メイヂ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
舞台は明治時代の宮殿。身分違いの恋と宮廷社会の厳しい現実が交錯する中で、一人の女性が侍女として皇族に仕える日々を描く。主従の立場を超えた感情が芽生えるとき、二人を隔てるのは年齢の差ではなく、越えがたい社会的地位の壁だった……。
久世番子が『金の牡丹 銀の絵里』で見せた、史実と虚構を巧みに織り交ぜる手腕は本作でも健在だ。架空の歴史を舞台にしながら、明治という時代の空気を確かな筆致で再現している。宮殿という閉じられた世界で繰り広げられる人間模様は、単なる恋愛譚に留まらない。身分制度が色濃く残る社会で、個人の想いがいかに無力であるか。それでもなお、人は誰かを想わずにいられない。そのせめぎ合いを、別冊花とゆめ誌上で丁寧に紡いだ本作は、第33回講談社漫画賞少女部門を受賞し、韓国でも高い評価を得た。華やかな宮廷の裏側にある、侍女たちの生活と感情の機微を描くスライス・オブ・ライフの要素が、物語に独特の奥行きを与えている。
既刊7巻。歴史と恋愛、そして人間ドラマが見事に溶け合った傑作です。
まだ読んでいないあなたへ
講談社漫画賞受賞。
それだけで手に取る価値があるんですが、この作品、明治の宮中を舞台にした少女漫画なんです。
舞台は架空の明治時代。身分違いの恋なんて言葉で片付けられない、皇帝と女官という絶対的な立場の差がある二人の物語なんですよ。しかも年下の皇帝と年上の女官。普通ならありえない組み合わせを、宮殿という閉ざされた世界で描いているんです。
久世番子さんの筆は本当に細やかで、宮中という格式と伝統に縛られた場所の空気感が、ページをめくるたびに伝わってきます。主従関係という越えられない一線があるからこそ、視線一つ、言葉一つに込められた想いの重さが違うんです。声を上げられない感情、表に出せない葛藤、それでも心が動いていく瞬間の描写が胸に刺さります。
7巻という長さで、二人の関係がどう変化していくのか。社会的地位という壁は、どれほど高く厚いものなのか。その答えを知るために、ぜひ一度開いてみてください。韓国でも翻訳されるほど評価された作品です。
歴史ものが好きな人にも、身分差の恋に心震える人にも、等しく刺さる傑作なんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『パレス・メイヂ』は全何巻?
全7巻で完結済みです。