『バードメン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
平凡な高校生活を送っていた少年たちが、ある事故をきっかけに「契約」を結び、翼を得る。人体の進化という名の下に巻き込まれた超常現象は、彼らの日常を一変させた。空を飛ぶ能力を手にした慎重な主人公たちは、友情を育みながらも、その力の代償に直面していく……。
「RESULT」や「ユリア100式」といった個性的な作品で知られる田辺イエロウが、週刊少年サンデーに送り込んだのは、学園ものとSFアクションを高度に融合させた物語です。本作は単なる「翼を持つ少年たちの活躍」に留まらず、人体実験や進化といったシリアスなテーマを絡めながら、スライス・オブ・ライフとしての高校生活も丁寧に描き出している。第56回小学館漫画賞少年向け部門を受賞したのは、この構成力と世界観の奥行きが評価されたからでしょう。田辺イエロウの真骨頂である緻密なストーリーテリングが、16巻を通じて一貫して機能しています。
翼を持つことの意味を、ここまで多角的に描いた作品は稀です。既刊16巻、読み応えは保証します。
まだ読んでいないあなたへ
小学館漫画賞受賞作。
既刊16巻。
背中に翼が生えたら、あなたは何をしますか。空を飛べる喜び? 違うんです。田辺イエロウが描くのは、翼を持ってしまった高校生たちの「飛べない」現実なんです。
ある日突然、事故に遭った主人公たち。気づけば背中から翼が生えていて、人間でも鳥でもない存在になっていた。自由に飛び回れる力を手に入れたはずなのに、彼らを待っていたのは想像もしなかった代償と、自分たちを実験材料として追いかけてくる組織の影。普通の高校生活は崩れ去り、仲間との友情だけが唯一の拠り所になっていくんです。
この作品の凄みは、「超能力を手に入れた少年」という王道設定を、徹底的にリアルに突き詰めているところ。主人公は決して万能じゃない。むしろ慎重で、状況を見極めようとする普通の高校生なんです。だからこそ、彼が仲間のために翼を広げる瞬間の覚悟が、読んでいるこちらの胸に刺さる。
田辺イエロウの描く世界は、一見学園モノに見えて、その実、人間の進化と契約、選択の物語。コメディパートで笑わせておいて、次のページで背筋が凍るような展開を突きつけてくる緩急が見事なんです。登場人物たちの短い会話に込められた想い、何気ない日常シーンに潜む伏線、すべてが計算し尽くされている。
翼があっても、飛べない理由がある。その理由を知ったとき、あなたはこの物語から目が離せなくなります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『バードメン』は全何巻?
全16巻で完結済みです。