『バッドベイビーは泣かない』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
モーニングに登場した新人が放つ異色のドラマだ。堀井茜のデビュー作『バッドベイビーは泣かない』は、人間関係の綻びと再生を静かに、だが確実に描き出していく。登場人物たちの抱える傷と、そこから這い上がろうともがく姿が、コメディの皮を被りながら容赦なく突きつけられる。笑いの奥に潜む痛みを、この作家は計算して配置しているのだろうか……。
モーニング新人漫画賞を受賞したこの作品は、既に英語版が刊行されるほどの評価を得ています。デビュー作でありながら、人間心理の機微を捉える筆致には妥協がありません。コメディとドラマを往復しながら、関係性の修復という難題に真正面から挑む構成は、読み手に「再生とは何か」を問いかけてきます。青年漫画の文脈において、心理描写とユーモアをこれほど自然に同居させられる新人は稀です。
既刊3巻、連載は続いています。人間の絆を信じたい読者なら、今すぐ手に取るべき一作です。
まだ読んでいないあなたへ
デビュー作でモーニング新人漫画賞受賞。
堀井茜という新人が、いきなり青年誌の読者をざわつかせてるんです。タイトルからして只事じゃない。『バッドベイビーは泣かない』。この言葉の組み合わせに、何か不穏なものを感じませんか。「悪い赤ん坊」が「泣かない」。普通、赤ん坊は泣くものです。それが泣かないということは、何かが壊れているか、諦めているか、あるいは──。
この作品、ジャンルは「コメディ」と「ドラマ」と「心理」が並んでいるんですよ。普通この3つは同居しないんです。笑いと深刻さと人の心の闇が、同じページに詰まっている。そのバランス感覚が尋常じゃない。読んでいると、ふっと笑った次の瞬間に胸が苦しくなる。その切り替わりの速さに、ページをめくる手が止まらなくなるんです。
テーマは「人間関係」「再生」「絆」。壊れたものが、もう一度つながる話なんですね。でもこれ、きれいごとじゃないんです。簡単に「絆」なんて言葉で片付けられない、もっと生々しくて、痛くて、それでいて笑えてしまう人間の姿が描かれている。
英語版まで出て、海外の読者も食いついてるんです。言葉や文化を超えて伝わるものがある。それって、人間の根っこの部分を突いてるってことなんですよ。
まだ既刊3巻。今から追いつける。この新人がどこまで行くのか、見届けてください。
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よくある質問
『バッドベイビーは泣かない』は全何巻?
現在3巻まで刊行中です。