ハヴ・ア・グレイト・サンデー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

舞台は現代の日本。平凡な日常を送る人々の、何気ない日曜日が積み重なっていく。家族と過ごす時間、ひとりで静かに過ごす時間、友人と会う時間——特別な事件が起きるわけではない。けれど、その何気ない時間の中に、確かに人生がある。

オノ・ナツメといえば『ACCA13区監察課』で構築された緻密な世界観と、『スカイスクレイパー ブルース』で描かれた繊細な人間模様が印象的だが、本作はそのどちらとも異なるアプローチを取っています。ここにあるのは、物語の起伏を極限まで削ぎ落とした、純粋な「観察」なんです。登場人物たちの表情、仕草、会話の間——何気ない瞬間を切り取る画力は、オノ作品の中でも際立っている。モーニング・ツー連載という媒体の特性を活かし、週末の空気感をそのまま紙面に封じ込めたような作品です。

日曜日は、誰にでも訪れる。でも、同じ日曜日は二度とない。既刊4巻、その事実を静かに、しかし確実に、あなたに伝えてくれる作品です。

まだ読んでいないあなたへ

日曜日の午後、あなたは何をしていますか。

オノ・ナツメが『ACCA13区監察課』の連載終了後に描いた本作は、派手な事件も謎解きもない、ただ日曜日を過ごす人々の物語なんです。でもこれが、驚くほど心に残る。朝起きて、何か食べて、誰かと話して、また夜が来る。そんな当たり前の一日が、オノ・ナツメの手にかかると、こんなにも愛おしいものになるんだと気づかされます。

登場するのは、それぞれの日曜日を抱えた人たち。家族と過ごす人、ひとりで過ごす人、働いている人。特別なことは何も起きません。でも読んでいると、自分の日曜日が急に大切なもののように思えてくる。何気ない会話の間や、窓から差し込む光の描写に、「ああ、この感じ」と胸がざわつくんです。

オノ・ナツメ特有の線で描かれる人物は、誰もが少し疲れていて、少し優しい。この人たちの表情を見ていると、誰かを責めたり、誰かと比べたりすることの無意味さを、静かに教えられます。

全4巻。一巻読むのに30分かかりません。でも読み終わったあと、次の日曜日の過ごし方が少し変わるかもしれない。そういう作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』は全何巻?

全4巻で完結済みです。