ハチワンダイバー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

真剣師——賭け将棋で生計を立てる裏の棋士たちが跋扈する世界で、主人公は一つの目標を追う。プロ棋士になれなかった者、なろうとしなかった者が、盤上に人生と金を賭ける。ここに描かれるのは、畳の上の静かな戦いではない。汗と血が飛び散る、むき出しの闘争だ。

柴田ヨクサルが週刊ヤングジャンプで描いた本作は、将棋漫画の枠を大きく踏み越えた作品です。2004年の連載開始から2010年まで、全35巻という長期連載を支えたのは、将棋という題材を「格闘技」として再定義した独創性でした。第31回講談社漫画賞少年部門の受賞が示す通り、この作品は将棋のルールを知らない読者すら熱狂させる力を持っています。盤面の読み合いを心理戦として、駒の動きを肉体の衝突として描く手法は、スポーツ漫画の熱量と青年誌ならではの人間ドラマを融合させています。アニメ化・実写映画化という複数メディア展開も、作品の訴求力を物語るものでしょう。

ルールを知らなくても構わない。この盤上には、人間が賭けるすべてがあります。

まだ読んでいないあなたへ

将棋漫画なのに、盤上で人が死ぬんです。

いや物理的に死ぬわけじゃないんですよ。でも読んでると本当にそう見える。一手指すたびに血が飛び散り、駒を取られるたびに肉が削がれ、詰まされた瞬間に魂が砕け散る。こんな将棋、見たことない。

主人公は真剣師——賭け将棋で日銭を稼ぐアウトローです。プロ棋士を目指して挫折した男が、裏の世界で命を削りながら盤に向かう。一局の対局に人生が懸かってるから、指す手の一つひとつに体温がある。勝てば生きて、負ければ何もかも失う。そういう将棋なんです。

で、この作品の何が凄いって、将棋のルールを知らなくても圧倒的に面白いんですよ。駒の動きより、盤を挟んだ二人の人間が何を賭けて、何と戦ってるのかが見える。プライドなのか、過去なのか、それとも未来なのか。静かな盤上で繰り広げられる心理戦が、格闘技より激しく描かれてるんです。

画面から熱が伝わってくる。汗が、呼吸が、指先の震えが。こんなに「熱い将棋」を描ける漫画家、他にいません。第31回講談社漫画賞受賞も納得です。

既刊35巻、週刊ヤングジャンプで6年間駆け抜けた傑作。将棋を知らなくていい。ただ、本気で何かと向き合う人間の姿を見たいなら、これを読んでください。

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よくある質問

『ハチワンダイバー』は全何巻?

全35巻で完結済みです。