『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
大学生活は覗き穴から始まった。主人公は一人暮らしを始めたアパートの壁に、隣の部屋と繋がる小さな穴を見つけてしまう。覗いてしまったその先には女性の姿。そして、覗き見は現行犯逮捕される――はずが、状況は思わぬ方向へ転がっていく。脅迫、浮気、女性優位の関係性。何もかもが予測不能だ。
HONNA Wakouはこの作品で、青年誌のアダルト路線に一石を投じた。表面的なハーレムものでは終わらせない。覗き見という禁忌をスタート地点に据え、そこから生まれる人間関係のねじれを徹底的に描き込んでいきます。登場人物たちの関係は常に不安定で、誰が主導権を握るのかも一定しません。女性優位という設定が単なるフェティシズムに留まらず、力関係の逆転劇として機能している点が秀逸です。モバマンという電子媒体で連載され、スピンオフ「Nozo x Kimi」を生むほどの支持を得たのも納得できる。既刊13巻という分量で、この作家はどこまで関係性を転がし続けたのか。
覗き見という過ちから始まる人間模様を、ここまで多面的に描いた作品は稀です。予定調和を期待するなら、この作品は向いていません。
まだ読んでいないあなたへ
覗き見がバレた瞬間、あなたの人生は壊れるか、変わるか。
大学生の主人公が引っ越した先のアパートには、壁に小さな穴が開いていたんです。そして隣の部屋には、信じられないほど美しい女性が住んでいた。たった一度の魔が差した覗き見。それが現行犯で見つかってしまったとき、彼の日常は音を立てて崩れ始めます。普通ならそこで終わる話が、HONNA Wakouはそこからを描くんです。
脅迫と服従、でもそれだけじゃない。覗かれた側の女性にも事情があって、覗いた側の男にも言い分があって、誰も単純な悪人じゃない。気づけば立場が逆転し、また逆転する。誰が誰を操っているのか、誰が誰に惹かれているのか、境界線が見えなくなっていくんです。アパートの壁一枚を隔てて、欲望と感情が複雑に絡み合っていく。
この作品が凄いのは、覗き見という犯罪から始まる物語を、ただのエロスで終わらせないところ。人間の弱さも狡さも孤独も、全部そのまま描いて、それでも最後まで目が離せない人間ドラマに昇華させるんです。綺麗事じゃない恋愛、モラルの境界線、一線を越えた先にある複雑な関係性。既刊13巻、一度読み始めたら止まりません。
スピンオフ「Nozo x Kimi」が生まれるほどの世界観。覗き見という穴から覗いた先に見えるのは、あなたの知らない人間の本性かもしれませんよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』は全何巻?
全13巻で完結済みです。