『ニューヨークで考え中』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
ニューヨークという巨大都市に単身で飛び込んだ作者自身の日常を綴った、エッセイ漫画という枠に収まらない作品。異国の地で出会う奇妙な隣人、理不尽な大家、言葉の壁、文化の違い。そのすべてが、近藤聡乃の独特な観察眼とユーモアによって、笑いと共感の物語へと昇華される……。
近藤聡乃といえば、『A子さんの恋人』や『KiyaKiya』で示した繊細な心理描写と、どこか浮遊感のある画風が特徴だ。本作でもその持ち味は健在だが、異文化という"他者"を前にした作者の視線は、より冷静で、しかし温かい。ニューヨークという街の混沌を、説明的に描くのではなく、日々の些細な出来事の積み重ねで浮かび上がらせる手腕が見事です。掲載誌「あき地」での長期連載を経て、既刊4巻。海外でも英語版が刊行され、逆輸入的に評価されているのも納得の完成度である。
異国で暮らすことの孤独と自由、その両面を軽やかに、しかし誠実に描いた一冊。旅行ではない、生活としての海外がここにあります。
まだ読んでいないあなたへ
ニューヨークに住んでるって、憧れますよね。
でもこの漫画、その幻想を一瞬で吹き飛ばしてくれるんです。
近藤聡乃さんが描くのは、観光ガイドには載らないニューヨークの日常なんです。アパートの大家とのやりとり、スーパーでの買い物、地下鉄での移動。そういう「生活」が、ものすごく繊細な観察眼で切り取られてる。日本人の目を通して見るニューヨークだから、私たちにはすごく身近に感じられるんですよ。
この作品の凄いところは、異文化体験を「笑い」に変える作者の力量なんです。困惑したり、戸惑ったり、時々へこんだり。でもその全てが温かくて、読んでると「わかる!」って何度も頷いちゃう。海外生活の経験がない人でも、この感覚は絶対に伝わります。
『A子さんの恋人』や『電車かもしれない』で独特の世界観を確立してきた近藤さんが、実体験をベースに描いた作品。2015年から2023年まで、8年にわたる連載なんです。つまり、ニューヨークでの暮らしが年月とともにどう変化していくか、その過程も見られるってこと。
既刊4巻。一冊一冊が、異国で暮らすリアルな感覚で満ちてます。読み終わったとき、あなたもニューヨークで少しだけ考え中になってるはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ニューヨークで考え中』は全何巻?
全4巻で完結済みです。