『ドロヘドロ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
魔法使いが住む世界と、彼らに蹂躙される「ホール」という街がある。主人公カイマンは、頭部がトカゲ化した男で、記憶を失っている。誰かに魔法をかけられた結果らしいが、記憶がないため犯人も動機も不明だ。相棒のニカイドウと共に、魔法使いを片っ端から襲撃しては口の中にいる"もう一人"に確認させる日々。カイマンの口内には謎の男が潜んでおり、魔法使いを見るたびに「お前じゃない」と告げる……。
林田球の代表作であり、2000年から18年に渡って「IKKI」で連載された全23巻の作品だ。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2020年にはMAPPAによるアニメ化、2022年には実写映画化と、国内外で評価を確立している。暴力描写と脱力したコメディが同居する独特の空気感、緻密に描き込まれた廃墟と魔法世界の混在するビジュアル、そして一見無秩序に見えて精密に構築された伏線の数々。どのジャンルにも収まらないハイブリッドな作風は、青年誌の枠を超えて熱狂的な支持を集めました。
既刊23巻。長期連載だからこそ到達できた世界の厚みと、緻密な謎解きの快感が待っています。
まだ読んでいないあなたへ
全23巻。
2000年から18年かけて描き切った作品なんです。
トカゲ頭の男が、魔法使いだらけの街を血まみれで駆け回る。記憶がない。顔がない。口の中に謎の男がいる。ただ「自分を人体実験した魔法使いを探す」ためだけに、問答無用で相手の頭を噛み千切っていくんです。この設定だけで普通は「うわ、グロいやつか」って敬遠しそうなのに、読み始めると止まらない。なぜか。世界観がとんでもなく作り込まれてるからなんですよ。
魔法使いが住む世界と人間が住む世界。その境界にある「ホール」という街。ゴミと煙突と餃子とバイオレンスが共存する、どこにもない場所。林田球さんが18年かけて積み上げた設定と伏線は、読むほどに繋がり、最後には一本の太い幹になる。文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したのも納得なんです。
キャラクターが全員、顔も心も濃い。主人公も、仲間も、敵も、端役も。誰一人として記号的な存在がいない。だから血飛沫の横で餃子食ってても、死体の隣で冗談言い合ってても、全部リアルに感じるんです。グロいのに温かい。残酷なのに笑える。この絶妙なバランスを保ったまま23巻走り切った作品、他にないですよ。
アニメ化も実写映画化もされて、海外でも評価が高い。けれど原作を読まないと、この情報量と熱量は絶対に味わえません。
一度読み始めたら、トカゲ頭の男と一緒に記憶の迷宮に迷い込むことになります。覚悟してください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ドロヘドロ』は全何巻?
全23巻で完結済みです。