ドリフターズ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

関ヶ原で討ち死にしたはずの島津豊久が目覚めたのは、見知らぬ異世界だった。そこには織田信長、那須与一といった歴史上の英雄たちが「漂流者(ドリフターズ)」として集められ、エルフやドワーフが暮らす世界で新たな戦いを強いられている。対するは「廃棄物(エンズ)」と呼ばれる、世界を滅ぼそうとする歴史の敗者たち。異世界を舞台に、人類史を彩った英雄と敗者が激突する——。

『HELLSING』で吸血鬼と人間の狂騒を描いた平野耕太が、今度は歴史上の偉人たちを異世界に放り込んだ。マンガ大賞を連続ノミネートされた本作の魅力は、何より「キャラクターの使い方」に尽きる。信長は冷徹な策略家として、豊久は猪突猛進の武人として、それぞれの歴史的イメージを極限まで尖らせながら、異世界という舞台でその才能を遺憾なく発揮させる。戦略と暴力が入り混じる戦場描写は圧巻で、エルフを訓練して近代的軍隊に仕立て上げる過程など、緻密な戦術論と荒唐無稽なファンタジーが見事に融合している。ヤングキングアワーズ連載という青年誌の枠を最大限に活かした濃密な画面構成と、容赦ない暴力表現も健在だ。

既刊7巻、アニメ化・実写映画化と展開を広げ、海外でも英語版が刊行される本作。歴史好きなら悶絶必至、戦記物ファンなら唸らされる一冊です。

まだ読んでいないあなたへ

島津豊久が死んだ。

関ヶ原で敵中突破の殿を務め、刺され撃たれて死んだ。次の瞬間、彼が目を開けた場所は、見知らぬ異世界の戦場だったんです。

そこには織田信長がいて、那須与一がいて、ハンニバルがいた。歴史上の人物が死の瞬間に「漂流」して集められた世界。彼らは「ドリフターズ」と呼ばれ、この世界の戦乱に巻き込まれていくんですよ。敵対するのは「廃棄物(エンズ)」──ジャンヌ・ダルク、土方歳三、アナスタシア。同じように歴史から連れてこられながら、人類への復讐を誓う者たち。

『HELLSING』の平野耕太が描く、容赦のない戦場。エルフは奴隷として虐げられ、人間は魔法を持つ種族に蹂躙される。そこに放り込まれた戦国武将たちが、火縄銃と戦術知識だけを武器に、文字通り世界をひっくり返しにかかるんです。信長の狡猾さ、豊久の獰猛さ、与一の的確さ。三者三様の「強さ」が噛み合ったとき、騎士団が、竜が、国が、音を立てて崩れ落ちる。

マンガ大賞に2年連続ノミネート、アニメ化もされた本作。平野耕太特有の、血と硝煙と哄笑が入り混じる戦場描写は、一度ページをめくったら止まらない中毒性があるんですよ。歴史上の英雄たちが、本気で殺し合い、本気で笑い、本気で世界を奪いにいく。既刊7巻、連載中。

この戦争の結末を、見届けてください。

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よくある質問

『ドリフターズ』は全何巻?

現在7巻まで刊行中です。