『トモちゃんはすごいブス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
タイトルで面食らった読者も多いだろうが、本作の主人公トモは確かに「すごいブス」として描かれる。だが、それは容姿の話ではない。彼女の何が「ブス」なのか。周囲との関係はどう変わっていくのか。Manga Actionに掲載されたこの作品は、孤独と出会い、家族の絆を独特の視点で描き出していく……。
柳田史太は後に『トモちゃんは女の子!』でアニメ化も果たす作家だが、本作はそれ以前の連載だ。第2回次にくるマンガ大賞Webマンガ部門で第1位を獲得した評価は伊達ではない。コメディとドラマ、心理描写を絶妙に配合し、スライス・オブ・ライフの枠組みで人間関係の機微を掬い取る手腕が光る。タイトルの挑発性とは裏腹に、青年層の読者が共感できるリアルな孤独と、そこからの小さな救済が丁寧に紡がれています。アジア圏でも高い人気を得たのは、この普遍性ゆえでしょう。
全5巻。一見突飛なタイトルに騙されず、その先にある作品の芯を確かめてほしい一作です。
まだ読んでいないあなたへ
次にくるマンガ大賞で第1位を獲った漫画です。
タイトルだけ見て「またどうせギャグ路線でしょ」と思ったあなた、まんまとしてやられるんです。確かに笑えるシーンはある。でも、この作品が本当に描いているのは、誰かと本気で向き合うことの痛さと尊さなんですよ。
主人公は容姿にコンプレックスを抱えている女性。彼女の孤独は、誰かに「かわいそう」と言われたくて存在するんじゃない。ただ、人との距離の測り方がわからない。傷つくのが怖くて、傷つけてしまうのも怖い。そんな彼女が少しずつ、ほんの少しずつ他者と関わっていく過程が、びっくりするほど丁寧に描かれているんです。
家族との関係も、新しく出会う人たちとの関わりも、全部が「わかる」と「わからない」のあいだを行き来する。きれいごとじゃ済まない場面があって、でもそこから逃げずに描き切るから、読んでいて胸が苦しくなるんですよ。
柳田史太という作家の筆力に、心の底から唸らされます。既刊5巻。アニメ化もされて世界中で読まれている理由を、あなたも確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『トモちゃんはすごいブス』は全何巻?
全5巻で完結済みです。