トクサツガガガ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

OLである仲村叶は、誰にも言えない秘密を抱えている。それは子供の頃から変わらぬ特撮ヒーロー番組への情熱だ。会社では「普通のOL」を演じ、休日は変身ベルトを買い求め、深夜特撮を録画し、ひとり自室で必殺技のポーズを決める。しかし周囲の目は冷たい。「いい歳して」「子供向けでしょ」――そんな言葉に怯えながら、彼女は二重生活を続けていく……。

丹羽庭が「ビッグコミックスピリッツ」で2008年から2015年まで連載した本作は、第58回小学館漫画賞青年向け部門を受賞した。特撮オタクという題材を扱いながら、本質的に描かれるのは「好きなものを好きと言えない息苦しさ」である。叶が職場で繰り広げる偽装工作の数々は笑えるが、同時に切ない。趣味を隠すための嘘、話を合わせるための演技。そうした積み重ねが、やがて彼女自身を追い詰めていく過程が丁寧に描かれます。コメディの外皮をまといながら、「自分らしさ」と「社会の目」の狭間で揺れる現代人の姿を鋭く切り取った作品だ。2019年にはNHKでドラマ化され、実写映画も公開された。

既刊20巻。大人になって何かを「好き」でい続けることの難しさを知っている全ての人へ。

まだ読んでいないあなたへ

26歳のOLが、必死に隠してる「特撮オタク」であることを、あなたは笑えますか。

主人公・仲村叶は普通の会社員なんです。職場では愛想よく、ランチも行くし女子トークもする。でも帰宅後はテレビの前で変身ポーズ。部屋には特撮グッズがぎっしり。この二重生活を守るために、彼女は毎日どれだけ気を張っているか。「子供向けでしょ?」って言われるのが怖くて、好きなものを語れない。この感覚、覚えがある人は多いはずなんです。

この作品のすごいところは、特撮を知らない人ほど刺さるところ。重要なのは「何」が好きかじゃなくて、「好きなものを隠さなきゃいけない息苦しさ」の方なんですよ。叶が職場でヒーローショーの話題になった瞬間に表情を固めるシーン、趣味を聞かれて言葉に詰まるシーン、そのたびに胸が痛くなる。でも同時に、一人の部屋で変身ポーズ決めてる彼女の姿に、どうしようもなく愛おしさを感じるんです。

ビッグコミックスピリッツで7年間連載され、第58回小学館漫画賞も受賞した本作。丹羽庭が描くのは、大人になっても好きなものを諦めきれない人たちの物語です。笑えて、泣けて、最後にはきっと「好きでいいんだ」って思える。既刊20巻、この重みが物語の説得力なんです。

誰にでも、人に言えない「好き」がありますよね。この漫画は、その「好き」を抱えて生きるあなたの味方になってくれます。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『トクサツガガガ』は全何巻?

全20巻で完結済みです。