『デビルマン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
人間の少年・不動明が、悪魔と合体し「デビルマン」として覚醒する。悪魔の力と人間の心を併せ持つ彼は、人類を滅ぼそうとする悪魔たちとの戦いに身を投じていくが……。
永井豪といえば『マジンガーZ』『キューティーハニー』で少年誌に革命を起こした漫画家だが、本作はそのキャリアの中でも異質な位置を占める。週刊少年マガジン連載でありながら、人間の暗部をえぐり出す容赦のなさ、悪魔と人間の境界を問う哲学性は、当時の少年漫画の枠を軽々と踏み越えた。第1回手塚治虫文化賞を受賞し、国内外で繰り返しアニメ化・映画化されてきたのは、この作品が単なるヒーロー譚ではなく、人間存在そのものへの問いかけを内包しているからです。悪魔との戦いを描きながら、実は人間同士の憎悪や恐怖こそが真の地獄を生むという構造は、発表から半世紀を経た今も色褪せない。
既刊5巻に凝縮された物語は、少年漫画史における最も過激で最も深い傷跡として、今なお読者の心を揺さぶり続けています。
まだ読んでいないあなたへ
1972年、少年マガジンに現れた悪魔は、日本の漫画史を二度と元に戻らない場所へ引きずり込みました。
人間が悪魔と合体する。それだけ聞けば荒唐無稽なSFですが、永井豪が描いたのは「人間とは何か」という問いそのものなんです。主人公は悪魔の力を得て人類を守ろうとする。でも、力を手にした瞬間から、彼は人間として生きることと悪魔として在ることの狭間で引き裂かれ続けるんですよ。
恐ろしいのは外から襲ってくる悪魔じゃない。恐怖に支配された人間が、何の疑いもなく隣人を悪魔と呼び、石を投げ始める瞬間なんです。正義を振りかざす集団が一人の少女を追い詰めていく場面は、読んでいて息ができなくなる。永井豪は少年誌で、人間の内側に潜む暴力性をこれ以上ないほど容赦なく描き切りました。
全5巻という短さで、神話的なスケールと一人の少年の物語が完璧に重なり合う。ラストの数ページは、活字で説明することさえ憚られるほどの衝撃です。読み終えた後、あなたはしばらく何も手につかなくなるかもしれません。
マジンガーZ、キューティーハニーを生んだ永井豪が、その全てを賭けて描いた傑作。手塚治虫文化賞受賞、世界中で読み継がれる理由を、あなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『デビルマン』は全何巻?
全5巻で完結済みです。