『デビルズライン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
人間社会に潜む吸血鬼——「鬼」と呼ばれる彼らは、人の血を欲し、時に凶悪な事件を引き起こす。警視庁の特殊部隊に所属する安斎は、半鬼という出自を持ちながら人間として生きることを選んだ男。ある事件をきっかけに、平凡な大学生・つかさと出会った彼は、種族の壁を超えた感情に揺れ動く。人を殺めうる本能と、守りたいという意志——相反する二つの衝動の狭間で……。
花田陵のデビュー作にして代表作となった本作は、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。モーニングツー連載の青年向け作品として、吸血鬼というモチーフを扱いながらも、恋愛ファンタジーの枠に収まらない作風が特徴です。鬼と人間の共存を巡る社会的な葛藤、警察組織内部の対立、そして何より「人間らしさとは何か」という問いを、暴力描写も辞さない筆致で描き切る。甘さと残酷さが同居するバランス感覚は、ダークファンタジーとリアルな人間ドラマを融合させた花田陵ならではのもの。アニメ化、実写映画化を経て国内外で評価を得た本作は、既刊14巻で完結しています。
禁断の愛と人間の本質を問う、青年漫画の新境地をぜひその目で。
まだ読んでいないあなたへ
好きになってはいけない相手を、好きになってしまった。
吸血鬼と人間。この二つの存在が混在する東京で、普通の大学生・平つかさは、ある夜、鬼の刑事・安斎結貴に救われるんです。彼は人の血に飢える衝動を抱えながら、理性で必死に抑え込んで生きている。そんな彼に惹かれていくつかさ。でもこれは、ただの異種族ラブストーリーじゃないんですよ。
安斎が抱えているのは、ロマンチックな「吸血鬼の呪い」なんかじゃありません。性的興奮と吸血衝動が直結する、コントロール不能の本能なんです。だから彼は、愛すれば愛するほど、相手を傷つけるかもしれない恐怖と向き合わなければならない。好きな人を抱きしめたいのに、その瞬間こそが最も危険になる。この設定の残酷さ、わかりますか。
さらにこの作品が凄いのは、吸血鬼を「マイノリティ」として描いているところなんです。差別、偏見、社会からの排除。彼らは人間社会の中で息を潜めて生きている。警察組織内部にも鬼を巡る複雑な思惑が渦巻いていて、単純な善悪では割り切れない問題が次々と噴出するんですよ。
『モーニングツー』連載で既刊14巻。文化庁メディア芸術祭新人賞受賞作です。アニメ化も映画化もされましたが、原作のこの生々しさは、やっぱり漫画で読んでほしい。人を愛することの本質を、これほど容赦なく突きつけてくる作品、そうそうないですから。
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よくある質問
『デビルズライン』は全何巻?
全14巻で完結済みです。