『デッドマン・ワンダーランド』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
東京大震災から10年後、無実の罪で死刑囚として送り込まれた少年・丸太五月(ガンタ)が辿り着いたのは、民営刑務所「デッドマン・ワンダーランド」。表向きは囚人たちによるアトラクションで観客を楽しませるテーマパーク型刑務所だが、その実態は血を武器に変える特殊能力者「デッドマン」たちが命を賭けた殺し合いを強いられる地獄の闘技場だった……。
片岡人生・近藤一馬コンビが「Another.」で見せた陰惨な空気感をバトル漫画に落とし込んだのが本作である。少年エース連載ながら、死刑制度とショービジネスを結びつけるディストピア設定は極めて過激だ。第34回講談社漫画賞少年部門を受賞したのも納得で、2000年代後半の少年漫画におけるダークファンタジーの先駆的作品と言える。近藤一馬の作画は血飛沫と肉片を容赦なく描写し、特殊能力バトルというジャンルに生々しい痛覚を持ち込んだ。刑務所という閉鎖空間、死刑囚という極限状態、そして謎めいた過去を追う主人公の葛藤が、単なる能力バトルを人間ドラマへと昇華させている。
既刊13巻。アニメ化・実写映画化もされ、海外でも累計発行部数500万部超という実績が物語るのは、この作品が持つ普遍的な暴力性への問いです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊13巻。
ある日突然、クラスメイト全員が殺され、自分が犯人に仕立てられたら——。
主人公は少年刑務所に送られるんですが、そこが普通の刑務所じゃないんです。昼は一般公開される「監獄テーマパーク」。囚人たちは見世物として死のゲームに放り込まれる。観客は大喜びで拍手喝采。この狂った構造が、舞台設定だけで終わらないんですよ。血を武器にする異能力、それを持つ者を「デッドマン」と呼び、彼らは殺し合いを強要される。負ければ臓器を奪われる。生き延びるには戦うしかない。
でもこの作品、ただのバトル漫画じゃないんです。主人公は最初から強くない。怯える普通の少年が、極限状態で少しずつ変わっていく。仲間との絆、裏切り、復讐心、救いたい想い——感情の振れ幅が容赦なく大きい。なぜ自分が陥れられたのか、クラスメイトを殺した真犯人は誰なのか、この監獄の裏には何があるのか。謎が謎を呼び、読む手が止まらなくなるんです。
作画の近藤一馬さんと原作の片岡人生さんは「Another.」でも組んでいて、この絶望の描き方は本物です。血の表現も、痛みの伝わり方も、画面から迫ってくる。講談社漫画賞少年部門も受賞していて、アニメ化も実写映画化もされた作品なんですが、やっぱり原作の熱量が一番すごい。
ディストピアの極致を見たいなら、この13巻を手に取ってください。希望と絶望が、ページをめくるたびに入れ替わります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『デッドマン・ワンダーランド』は全何巻?
全13巻で完結済みです。