デカワンコ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

警視庁捜査一課に配属された新米刑事・一ノ瀬ワカバは、ロリータファッションに身を包んだ見た目とは裏腹に、犬並みの嗅覚を持つという特異体質の持ち主だ。その鋭敏な嗅覚を武器に、周囲の刑事たちと協力しながら難事件に挑んでいく……。

森本梢子といえば『GOKUSEN』で女性向けアクション・コメディの新境地を切り拓いた作家である。本作もその系譜に連なりながら、学園ものから刑事ものへと舞台を移し、さらに洗練された作風を見せている。特筆すべきは、キャラクターの造形力だ。不器用で純粋なワカバという主人公を軸に、個性豊かなパートナー刑事たちとの掛け合いが生み出すテンポの良さは抜群です。エピソード形式で一話完結型の事件が続くため、どこから読んでも楽しめる構造になっているのも魅力でしょう。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、さらに2011年には映画化も果たした本作は、集英社『You』誌での連載時から女性読者の圧倒的支持を集めた。ミステリー要素を織り交ぜつつも、重くなりすぎないバランス感覚が光ります。

既刊12巻。犬の嗅覚を持つ刑事という奇抜な設定が、森本梢子の手にかかれば、こんなにも魅力的なキャラクターに仕上がるのです。

まだ読んでいないあなたへ

犬、なんです。

警視庁捜査一課の刑事が犬並みの嗅覚を持っていたら、どうなるか。『GOKUSEN』の森本梢子が描くのは、現場に残された香水の残り香から犯人を追い詰め、土に染みついた匂いで埋められた凶器を掘り当てる、嗅覚だけで事件を解決する女性刑事の物語なんです。

主人公は一ノ瀬未来、通称「デカワンコ」。ロリータファッションに身を包んだ見た目とは裏腹に、その鼻は現場の空気を読み解く最強の捜査ツール。でもこの人、嗅覚以外はとことん不器用で、人間関係も捜査手法も真っ直ぐすぎて周囲を振り回すんですよ。相棒となる刑事たちとのやり取りは、息が詰まる事件の合間に笑いと温かさを運んでくれる。

1話完結のエピソード形式だから、どの巻から読んでも大丈夫。けれど読み進めるうちに、未来という人間の芯の強さと、彼女が周りに与える影響の大きさがじわじわ積み重なっていくんです。事件を解決するだけじゃない。人の心の匂いまで嗅ぎ分けるような、そんな温度を持った刑事ドラマ。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、映画化もされた作品。既刊12巻、掲載誌Youで2008年から2011年まで連載されました。ミステリーとコメディとドラマが絶妙に混ざり合った、読後に胸がすっと軽くなる一作です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『デカワンコ』は全何巻?

全12巻で完結済みです。