テロール教授の怪しい授業』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

大学の教壇に立つのは、テロール教授。その授業は、学生たちの常識を揺さぶり、時に困惑させ、時に目を開かせる。一見風変わりな講義の数々は、しかし教育の本質を問いかける──学ぶとは何か、教えるとは何か、そして人はどう成長するのか。

カルロ・ゼンといえば『幼女戦記』の原作者として知られるが、本作はその作風とは一線を画す。戦場の論理ではなく、教室という日常空間で繰り広げられる知的な攻防。石田点の筆致は、テロール教授の一挙手一投足に人間味を与え、学生たちの戸惑いや気づきを丁寧にすくい取る。説教臭さを排し、ユーモアと皮肉を効かせた対話の応酬は、読者自身にも「考えること」を促します。既刊5巻、モーニング連載という青年誌の土壌で育まれた作品だけに、教育論を語りながらも、どこか大人の余裕が漂う。

教室の外で学んだはずのことを、教室の中で再発見する。そんな体験がここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

『幼女戦記』のカルロ・ゼンが描く、教室の話。

戦争も魔法も出てきません。あるのは、ある大学の教壇に立つ一人の教授と、その授業を受ける学生たちだけ。でもこれが、どうしようもなく面白いんです。

テロール教授の授業は「怪しい」。板書もプリントもない。教科書すら指定しない。ただ話すんです、教授が。そして学生たちは聞く。その繰り返し。一見地味なこの構図が、読み進めるほどに引き込まれていく。なぜか。教授が語るのは教科書に書いてあることじゃなくて、人が生きていく上で本当に必要な「考え方」だから。

「正解のない問いにどう向き合うか」「情報をどう疑うか」「自分の頭で考えるとはどういうことか」。授業を通して、学生たちの表情が、言葉が、少しずつ変わっていくんです。最初は受け身だった学生が、自分の意見を持ち始める。反論する。議論する。その変化を見ているだけで、なぜか胸が熱くなってくる。

モーニング連載。既刊5巻。学園ものでありながら、読後に残るのは「自分ももっと考えたい」という静かな興奮なんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『テロール教授の怪しい授業』は全何巻?

全5巻で完結済みです。