チェリーブロッサム!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

園芸部に所属する主人公たちが、季節ごとに移ろう植物と向き合いながら、友情と恋心を育んでいく。まんがタイムきらら掲載らしい、ゆったりとした日常の中に、春の訪れを待つような甘酸っぱさが漂う作品だ。花壇を整え、種をまき、水をやる。そんな何気ない営みが、登場人物たちの関係性を静かに変えていく……。

坂山信太は『ガーデンパラダイス』でも園芸を題材に取り上げているが、本作はより学園生活の空気感を前面に押し出している。第1回まんがタイムきらら大賞を受賞しただけあって、会話劇の間の取り方が絶妙です。恋愛要素も、ドラマチックに盛り上げるのではなく、日々の積み重ねの中で少しずつ距離が縮まっていく過程を丁寧に描く。派手な展開はないが、読後には確かな充足感が残る。

既刊5巻。植物の成長を見守るように、キャラクターたちの変化をじっくり味わいたい方にこそ、手に取ってほしい一作です。

まだ読んでいないあなたへ

きらら大賞の受賞作なのに、知る人ぞ知る隠れた傑作なんです。

坂山信太が描く「チェリーブロッサム!」は、園芸部を舞台にした学園ラブコメ。でもね、花を育てるっていう行為が、こんなにも人の心を映し出すものだとは思わなかった。水やりのタイミング、土の選び方、剪定のひと鋏。そういう細やかな手仕事の積み重ねが、登場人物たちの不器用な関係性と重なっていくんです。

部室の温室で咲く花と一緒に、彼らの距離も少しずつ変わっていく。誰かが蒔いた種が芽吹くまでの時間、誰かが世話をした鉢植えが花開く瞬間。そこに立ち会えることの尊さを、この作品は静かに、でも確かに教えてくれるんです。

派手な展開はない。けれど、ページをめくるたび、春の日差しみたいな温かさが胸に広がっていく。友情と恋愛の境界線で揺れる気持ち、伝えたいのに伝えられない想い。そういう青春の輪郭を、土と花と陽光で丁寧になぞっていく手つきが、本当に優しいんですよ。

既刊5巻。きららで4年間連載された、知ってる人だけが大切にしてる宝物みたいな作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『チェリーブロッサム!』は全何巻?

全5巻で完結済みです。