チ。―地球の運動について―』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

15世紀のヨーロッパ。天動説が絶対的真理とされる時代に、地動説という「異端の知」に魅せられた者たちがいた。信じれば拷問、口にすれば火刑。それでもなお、彼らは命を賭けて真理を追い求める。なぜ人は、失うものしかない知識のために死ねるのか……。

魚豊は『百米』でデビューした作家だが、本作で手塚治虫文化賞マンガ大賞と星雲賞コミック部門をダブル受賞した。歴史ミステリーの体裁を取りながら、実は極めて現代的な問いを投げかける。知識とは何か、真理とは何か、そして人は何のために生きるのか。週刊ビッグコミックスピリッツで2020年から2022年まで連載され、累計発行部数500万部を突破。この数字は、読者が本作に単なる「面白い歴史漫画」以上のものを見出した証だろう。宗教と科学の対立を描きながら、登場人物たちの内面に深く踏み込み、人間の業と崇高さを同時に描ききっている。

既刊8巻。2024年にはNHK総合でアニメ化され、新たな観客層を獲得しました。今、読むべき一作です。

まだ読んでいないあなたへ

手塚治虫文化賞マンガ大賞。

星雲賞コミック部門。なぜこの作品が、そんな賞を総なめにしたのか。

15世紀のヨーロッパで、ある「真実」を信じた人々がいたんです。地球が太陽の周りを回っているという、今なら誰でも知っている事実。でもその時代、それは命を賭ける覚悟なしには口にできない異端でした。火刑に処される恐怖と隣り合わせで、それでも天文学の真理を追い求めた人間たちの物語。

魚豊が8巻をかけて描いたのは、知識の継承なんです。一人が命を落としても、その意志を次の誰かが拾い、また次へと渡していく。何世代にもわたって受け継がれる「知りたい」という衝動。宗教と科学が激しくぶつかり合う時代に、人は何を選び、何を手放すのか。

ミステリーの構造を持ちながら、描かれているのは徹底的に人間なんです。暴力が支配する社会で、思想が罪になる世界で、それでも諦めなかった人々の執念。読み終わったとき、あなたが今、自由に考えられることの重みに気づくはずです。

既刊8巻。500万部を超えるこの作品、2024年にNHKでアニメ化されたのも必然だったと思います。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『チ。―地球の運動について―』は全何巻?

全8巻で完結済みです。