『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
神々が地上に降り、冒険者を育成する都市・オラリオ。この街の地下には巨大な迷宮「ダンジョン」が広がり、無数の冒険者たちが富と名声を求めて日々潜っている。駆け出しの少年冒険者ベル・クラネルは、弱小ギルドに所属する最下層の存在だったが、ある日ダンジョンで強力なモンスターに襲われ、一人の剣士の女性に命を救われる。その出会いが、彼の運命を大きく変えていく……。
大森藤ノが第1回GA文庫大賞を受賞した原作小説のコミカライズである。「弱者から強者へ」という王道RPG的成長譚に、神々が冒険者のステータスを管理するという独自のシステムを組み込んだ設定が秀逸だ。ヤングガンガンでの連載は2015年に一区切りついたが、原作小説の人気は衰えることを知らず、アニメは複数シーズン制作され、2019年には劇場版も公開されている。海外でも高い評価を得ており、ファンタジー冒険譚としての完成度の高さを証明している。本作が描くのは、ただ強くなるだけでない、憧れと恋心と成長が複雑に絡み合う青春の軌跡である。
ライトノベル原作のコミカライズは数多いが、本作はその中でも頭一つ抜けた完成度を誇ります。既刊10巻、まずは手に取ってみてください。
まだ読んでいないあなたへ
弱いって、こんなに切ないんだ。
神様が地上に降りてきて、冒険者にスキルを授ける街。その最底辺でもがく少年が、一目惚れした最強の剣士に「僕を仲間にしてください」と頼み込むところから物語は動き出すんです。彼女は微笑んで断るんですよ。当たり前ですよね、格が違いすぎて。でもその瞬間から少年の中で何かが音を立てて回り始める。「強くなりたい」じゃない。「彼女の隣に立ちたい」なんです。
この作品、RPG風の世界観なのに、レベルアップの嬉しさより「まだ足りない」という焦燥の方が胸に刺さるんです。ダンジョンで死にかけて、仲間に守られて、それでも前に進む。その繰り返しの中で、少年の目つきが変わっていく過程が痛々しくて、でも目が離せない。
周りの神様たちが面白おかしく見守る構図も絶妙で、読んでいると自分も街の酒場で噂話を聞いているような気分になるんですよ。「あの子また無茶したらしいぞ」って。
原作小説は第1回GA文庫大賞を受賞し、アニメ化も映画化もされた作品です。既刊10巻、ヤングガンガンで連載されていたコミカライズ版は、原作の熱量をそのまま絵に叩きつけた仕上がり。
憧れの人に追いつくために必死になった経験がある人なら、この少年の走り方が嘘じゃないってわかるはずです。
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よくある質問
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか』は全何巻?
現在10巻まで刊行中です。