『スタンドUPスタート』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
週刊ヤングジャンプで2020年から2023年まで連載された起業ドラマ。主人公が一念発起してビジネスの世界に飛び込み、仲間を集め、壁にぶつかり、それでも前を向いて走り続ける。資金繰り、人間関係のもつれ、市場との格闘——起業という営みが孕む現実が、容赦なく描かれる。夢を追う者たちの熱量と、社会の冷徹さとが交錯する場所で、物語は動いていく。
福田秀は青年誌を主戦場とする作家で、人間の欲望や葛藤を生々しく掬い取る手腕に定評がある。本作もその系譜に連なるもので、起業というテーマを扱いながら、単なる成功譚には回収されない。金と信用、野心と誠実さ、理想と妥協——ビジネスの現場で揺れ動く人間模様を、ときに辛辣に、ときに温かく見つめる。週刊ヤングジャンプという土壌が求める「リアリティと娯楽性の両立」を、福田は確かな筆致で実現している。2023年にはアニメ化と実写映画化が同時進行し、原作の訴求力が多方面から証明された形だ。
既刊13巻。起業に憧れる者にも、挫折を知る者にも、この物語は何かを突きつけるでしょう。
まだ読んでいないあなたへ
既刊13巻、2023年に映画化とアニメ化を同時に果たした異例の作品なんです。
起業を扱った漫画って、どうしても「夢を追う若者」とか「成功へのサクセスストーリー」みたいな型にはまりがちなんですが、この作品は全く違うんですよ。週刊ヤングジャンプで3年以上連載されただけあって、描かれるのは理想論じゃない。お金が尽きる恐怖、仲間との衝突、自分の判断ミスで誰かの人生を狂わせてしまう重圧——そういう「起業のリアル」が容赦なく突きつけられるんです。
福田秀さんの筆は、人間の弱さを描くのが本当に上手いんですよね。登場人物たちは誰もがカッコよくなんてない。でもだからこそ、彼らが迷いながら、間違えながら、それでも前に進もうとする姿に心を掴まれてしまう。綺麗事だけじゃ生き残れない世界で、それでも何かを成し遂げようともがく人間たちのドラマなんです。
映像化が2つも決まったのは、作品の熱量が業界人の心も動かした証拠でしょう。ページをめくるたびに、仕事とは、責任とは、人を信じるとは何なのかを問いかけられる。そんな読後感を求めているなら、この作品は間違いなく応えてくれます。
起業に興味がなくたって構わないんです。これは「何かを始めようとする全ての人」に刺さる人間ドラマですから。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『スタンドUPスタート』は全何巻?
全13巻で完結済みです。