スキップとローファー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

石川県の小さな村から単身上京し、志望校に合格した岩倉美津未は、東大進学という目標を胸に高校生活をスタートさせる。真面目で素直、計画性に優れた彼女だが、都会の空気には不慣れで、入学初日から遅刻しかける。そんな彼女が出会うのは、学年一のイケメンで社交的な志摩聡介や、個性豊かなクラスメイトたち。美津未の飾らない人柄は、周囲の人間関係に静かな変化をもたらしていく……。

高松美咲の初連載作品である本作は、月刊アフタヌーンで2018年から連載を開始し、2022年に第47回講談社漫画賞総合部門を受賞した。青年誌の学園ものといえば、恋愛か青春の暗部に焦点を当てる作品が多い中、本作はその両方を丁寧に扱いつつ、日常のディテールで勝負する。美津未の「できる子」としての一面と、致命的に空気が読めない天然ぶりのバランスが絶妙で、読者は彼女を応援せずにいられない。LGBTQのキャラクターも登場し、誰もが抱える「自分らしさ」と「他者との距離感」というテーマを、説教臭さなく描いている点が秀逸だ。友情と恋愛、将来への不安と希望が交差する高校生活を、これほど丁寧に、温かく見守れる作品は稀である。

2023年にはP.A.WORKSによるアニメ化、2026年には実写映画化も決定し、累計300万部を突破。既刊12巻、まだまだ続くこの物語を追いかけるなら、今がちょうどいいタイミングです。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞。

アニメ化。実写映画化。累計300万部。

これだけ評価されてるのに、まだ読んでないって、もったいなさすぎるんですよ。

主人公は石川の田舎から東京の高校に進学してきた女の子なんですけど、この子がもう、びっくりするほど不器用で、空気読めなくて、でも真っ直ぐで。初日から遅刻しそうになって知らない男子に助けてもらったり、自己紹介で変な緊張して噛んだり、そういう「ああ、いるいる」って瞬間の連続なんです。ただの青春コメディじゃないんです。友達ができていく過程、クラスの中での自分の居場所を見つけていく過程が、驚くほど丁寧に、解像度高く描かれてて。

田舎と都会のギャップに戸惑いながらも、持ち前の素直さで人間関係を築いていく彼女の姿が、読んでて胸がじんわり温かくなるんです。周りの友達も、最初はただのクラスメイトだったのが、だんだんお互いの事情や弱さを知っていって、本当の意味での友達になっていく。その変化の繊細さったらないんですよ。

恋も友情も、全部が混ざり合った高校生活の、あの独特の空気感。高松美咲さんの筆は、その機微を逃さない。既刊12巻、今すぐ追いかけてほしい作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『スキップとローファー』は全何巻?

現在12巻まで刊行中です。