『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
1999年、日本のM県S市、通称・杜王町。高校生の東方仗助は、祖父の遺志を継ぎ、この町に潜む「スタンド使い」たちと対峙することになる。スタンドとは、精神エネルギーが具現化した超能力の一種。仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」は、壊れたものを「直す」能力を持つ。やがて町には連続殺人鬼・吉良吉影が潜んでいることが判明し、仗助たちは見えない敵を追い詰めてゆく……。
荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第四部にあたる本作は、前三部の「世界を股にかけた冒険譚」から一転、一つの町を舞台にした群像劇へと舵を切った。週刊少年ジャンプ連載当時から賛否を呼んだこの路線変更は、しかし結果的にシリーズ最大の発明となる。日常に潜む異常、平穏な町に巣食う狂気。ミステリとサスペンスの要素を前面に押し出し、「能力バトル」というジャンルに戦略性と心理戦の深度を持ち込んだのだ。多様なスタンド能力を持つキャラクターたちが次々と登場し、敵対から共闘へと関係性が変化してゆく構成も見事である。1992年から95年にかけて連載された本作は、第40回日本漫画家協会賞を受賞。2016年にはアニメ化、2017年には実写映画化もされ、シリーズ屈指の人気を誇る一編となった。
既刊18巻。荒木飛呂彦が到達した新境地を、いまこそ体験すべきです。
まだ読んでいないあなたへ
「この町、なんか変なんですよ」──そう思ったら最後、あなたはもう杜王町の住人なんです。
1999年、日本のどこかにある平和な町。そこに集まるのは、心の力を「スタンド」として発現させる者たち。拳で殴り合うんじゃない。見えない力と力、頭脳と頭脳のぶつかり合いなんです。主人公の東方仗助は髪型にだけは異常にこだわる高校生で、仲間と共に町に潜む殺人鬼を追うんですが──この「どう戦うか」の駆け引きが尋常じゃない。
相手の能力を見抜き、自分の能力の使い道を"発見"していく。紙を操る能力で、ボタンひとつ飛ばして敵を追い詰める。治す能力で、壊して、治して、罠を仕掛ける。「こんな使い方あったのか!」って何度叫んだか分かりません。必殺技を撃ち合うんじゃなくて、限られた手札で相手の裏をかく。このパズルを解く快感に、ページをめくる手が止まらないんですよ。
しかも、この作品のキャラクターときたら。敵だった奴が仲間になる瞬間の説得力。ただの不良少年が、誰かを守るために命を張る姿。セリフ回しひとつで「こいつ、本物だな」って思わせる画力。荒木飛呂彦という作家は、キャラクターに魂を吹き込む天才なんです。
そして殺人鬼。普通の顔して、普通に暮らしながら、何十年も誰にも気づかれない男。こいつを追う緊迫感が、日常の中に忍び込んでくる。コンビニの帰り道が怖くなる、そういうサスペンスなんです。
既刊18巻。週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化も実写映画化もされた、世界累計1億部を超えるシリーズの第4部。ひとつの町で完結する物語だから、ここから入っても大丈夫。読み終わったとき、あなたは「スタンド使いは惹かれ合う」って言葉の意味を知るはずです。
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よくある質問
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は全何巻?
全18巻で完結済みです。