『ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョリオン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
2011年、東北地方太平洋沖地震の後、杜王町に謎の「壁の目」が出現した。その近くで記憶を失った青年が発見される。彼は自分が何者かわからない。唯一の手がかりは、体に刻まれた星形の痣と、触れたものから何かを「奪い取る」特殊能力——スタンド。青年は広瀬康穂という女性と出会い、自分を「東方定助」と名乗る。定助は自らの正体を追い求めるが、そこには東方家と岩人間という謎の種族、そして杜王町に眠る「ロカカカ」という果実を巡る陰謀が絡んでいた。彼はいったい誰なのか……。
『ジョジョの奇妙な冒険』第8部。荒木飛呂彦が10年にわたって『ウルトラジャンプ』で連載した本作は、第7部『スティール・ボール・ラン』に続くリブート世界の物語である。舞台は第4部と同じ杜王町だが、パラレルワールドであり、かつての登場人物たちは別人として現れる。本作の白眉は、記憶喪失という設定を物語の核に据え、「自分とは何か」という問いを徹底的に掘り下げた点にある。定助の正体が明かされる過程は、単なる謎解きにとどまらず、人間の同一性そのものを揺るがす。スタンドバトルの駆け引きは相変わらず鮮やかで、特に「等価交換」をテーマにした能力設定は、これまでのシリーズにない哲学的な深みを持つ。2017年には実写映画化もされ、第16回手塚治虫文化賞を受賞した。
既刊27巻で完結。30年以上続くシリーズの到達点を、その目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
全27巻。
記憶がない。名前がない。自分が誰なのか、まったくわからない状態で目覚めた男の物語なんです。しかもこの男、体に奇妙な特徴があって、それが一体何を意味するのか。読み進めるほどに謎が謎を呼び、気づけば引き返せない深みにハマっていきます。
ここが凄いのは、ただのミステリーじゃないってこと。この作品、登場人物たちが「特殊能力」を持っているんですよ。それも、ただ派手に戦うためじゃない。能力が物語の核心に、登場人物の心理に、深く絡みついてくるんです。誰が敵で誰が味方なのか、最後の最後まで読めない緊張感が途切れません。
荒木飛呂彦という作家は、1980年代から『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで世界中の読者を虜にしてきた人です。その集大成とも言える本作は、手塚治虫文化賞を受賞し、シリーズ累計1億部を超える圧倒的な支持を得ています。でも数字じゃないんです。この人の描く「人間の業」と「覚悟」が、ページをめくる手を震わせるんですよ。
記憶を失った男が、自分の正体を追い求める中で直面するのは、愛する者を守るために何を捨てられるか、という究極の選択。ホラーとドラマとアクションが渾然一体となって、読後にはただ呆然とするしかない読書体験が待っています。
これは「世代を超えた物語」でもあるんです。過去が現在を侵食し、因縁が血と共に受け継がれていく。その構造が鮮やかに解けていく瞬間、鳥肌が止まりません。一度読み始めたら、真相を知るまで手放せないんですよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョリオン』は全何巻?
全27巻で完結済みです。