ジドリの女王~氏家真知子 最後の取材~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ジャーナリスト・氏家真知子が追うのは、権力の闇に埋もれた真実だ。彼女の武器は取材力と執念。しかし、ある重大事件を追う中で、真知子自身が渦中の人物となっていく。報道する者が報道される側に回ったとき、ジャーナリズムの意味は問い直される——。

Totempoleは『モーニング』誌上で、社会派テーマに正面から挑む作家として知られる。本作でも、その姿勢は変わらない。ジャーナリズムを描く作品は数多いが、多くは「正義の記者」を主人公に据える。だが本作は違う。氏家真知子は完璧なヒーローではなく、プロとしての矜持と人間的な弱さを併せ持つ。取材対象との距離感、報道と人権の境界線、そして真実を暴くことの代償。作中に提示される問いは重く、安易な答えを許さない。ドラマとしての緊迫感を保ちながら、読者に「報道とは何か」を突きつける構成は見事です。

既刊6巻。ジャーナリズムの光と影を描き切った傑作を、ぜひ手に取ってほしい。

まだ読んでいないあなたへ

取材とは、何かを暴くことじゃない。

真実に、どこまで近づけるかなんです。

ジャーナリスト・氏家真知子の「最後の取材」が始まる。モーニング連載、既刊6巻。彼女が追うのは、表向きには解決した事件の、誰も気づかなかった綻び。記事にするために取材するんじゃないんですよ。真実を知りたいから、会いに行く。証言を集める。裏を取る。その執念が、やがて誰かの人生を、社会の見え方を、静かに変えていくんです。

この作品の凄みは、派手な暴露シーンがないことにある。記者会見で怒鳴り込むわけでも、権力者と対決するわけでもない。氏家がやるのは、地味で泥臭い、でも誰にも代わりができない仕事。一つの証言を得るために何度も足を運び、断られても諦めず、相手が心を開くまで待つ。その積み重ねだけで、読む側の胸が熱くなるんです。

Totempoleが描くのは、ジャーナリズムの理想でも絶望でもなく、その間を歩き続ける一人の人間の姿。氏家は完璧じゃない。迷うし、間違えるし、取材対象との距離感に悩む。それでも彼女は、真実に手が届くと信じて、次の現場へ向かうんです。

「最後の取材」というタイトルが、読み進めるほどに重みを増していく。この6巻で、あなたはきっと気づく。記事になる前の、誰も見ていない場所にこそ、ジャーナリズムの本質があるんだって。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ジドリの女王~氏家真知子 最後の取材~』は全何巻?

全6巻で完結済みです。