シドニアの騎士』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

太陽系が崩壊し、人類の生き残りが巨大播種船シドニアで宇宙を漂流する時代。主人公は長らく船の最下層で隠れるように育ち、突如表舞台に引きずり出される。彼が搭乗するのは人型巨大兵器「衛人」。人類を脅かす謎の生命体・奇居子との戦いに身を投じることになるが、その過程で船の社会構造、隠された過去、そして自らの出自にまつわる謎が浮かび上がっていく……。

弐瓶勉は『BLAME!』で構築した、言葉少なく圧倒的なビジュアルで世界を語る手法を、本作ではより物語的な構成と融合させています。アフタヌーン連載ということもあり、キャラクター造形や関係性の描写に重点が置かれ、青年層が手に取りやすい作品になっている。第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞が示すように、ロボット戦闘というジャンルの定番を、独自の世界観設計と人類存続という根源的テーマで再構築した点が高く評価されました。ポリゴン・ピクチュアズによる2014年のアニメ化はNetflixで世界配信され、海外でも原作への関心を集めました。

閉ざされた船内社会、正体不明の敵、謎に包まれた主人公。全15巻で完結したこの物語は、弐瓶勉の描く絶望的な世界を、戦いと人間ドラマで駆け抜けます。

まだ読んでいないあなたへ

人類が滅びかけた宇宙で、たった一隻の播種船に生き残った人々の物語です。

主人公が暮らすのは、地下層で米を育てながら隠れ住んでいた少年時代を経て、ようやく表の世界へ出てきた先──そこは「シドニア」と呼ばれる巨大な宇宙船でした。人類を滅ぼしかけた異星生命体「奇居子(ガウナ)」との終わりなき戦いが続く世界。人型兵器「衛人(もりと)」に乗って宇宙を駆ける戦闘員たちと、遺伝子改造で光合成できるようになった人々と、クローン技術で生まれた存在たちが共に暮らしているんです。

『BLAME!』で圧倒的な世界観を描いた弐瓶勉が、今度は宇宙を舞台に選びました。緻密に描かれる機体のディテール、息を呑む戦闘シーン、そして何より──この閉鎖空間で生きる人々の、切実な営みが胸を打つんですよ。光合成できる体になっても、米を食べたいと願う気持ち。限られた資源の中で繋いできた千年の歴史。その全てが、たった15巻の中に凝縮されています。

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作です。アニメ化もされて世界中で配信されましたが、やはり原作の筆致でこそ味わえる緊張感がある。既刊15巻、青年誌「アフタヌーン」で2009年から2015年まで連載された作品ですが、完成度の高さは今読んでも色褪せません。

人類の未来を、こんなにも美しく、こんなにも過酷に描いた作品を、私は他に知らないんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『シドニアの騎士』は全何巻?

全15巻で完結済みです。