『サトコとナダ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
アメリカに留学した日本人女子大生・サトコ。アパートで隣室に住むのは、サウジアラビアからやってきたムスリムの女性・ナダだった。黒い衣装に全身を包み、1日5回の礼拝を欠かさない彼女の生活は、サトコにとって未知そのもの。だが共に暮らすうちに、互いの文化や価値観の違いが少しずつ理解に変わっていく……。
ユペチカが描くこの作品は、Twi 4での連載開始から第1回マンガ大賞第1位を獲得し、2021年にはA-1 Picturesによるアニメ化、さらに2022年には実写映画化も果たした。異文化交流という重いテーマを扱いながら、説教臭さは皆無です。宗教や文化の違いを「面白がる」のではなく、「知る」ことの喜びを丁寧に描く。ナダがヒジャブを脱ぐ瞬間、サトコが豚肉料理を我慢する場面――そうした日常の積み重ねが、読者に「理解とは何か」を静かに問いかける。アメリカをはじめ多くの国で翻訳され、特にサウジアラビアと日本の読者から高評価を得ているのも、この普遍性ゆえでしょう。
既刊4巻。異なる世界で生きる二人の友情を、ぜひあなたの目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
マンガ大賞第1位。
アメリカの大学の寮で、日本人の佐藤子と、サウジアラビアから来たニカブ姿のナダが同室になったんです。朝起きたら、隣のベッドに黒い布で全身を覆った人がいる。この状況から始まる物語が、なぜこんなにも心を掴んで離さないのか。
礼拝の時間を気にするナダと、お風呂で全身を洗いたいサトコ。豚肉が食べられないナダと、ハラールフードを知らないサトコ。ふたりは違いすぎて、最初は戸惑うことばかりなんです。でも、お互いの「当たり前」を少しずつ見せ合っていくうちに、驚くほど自然に笑い合える関係になっていく。この距離の縮まり方が、計算じゃない、本当にリアルなんですよ。
この作品が描くのは、理解し合うことの難しさじゃないんです。むしろ、知らなかったことを知る瞬間の、あの純粋な楽しさ。ナダがニカブを外した顔をサトコに初めて見せる場面では、ふたりの間に流れる時間の質が変わるのがわかります。
アニメ化、実写映画化もされて、世界中で読まれている理由がわかるんです。異文化交流というテーマを、説教臭くなく、押しつけがましくなく、ただ目の前の友達を大切にする気持ちだけで描いている。既刊4巻、読めばあなたも誰かの「違い」が愛おしくなりますよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『サトコとナダ』は全何巻?
全4巻で完結済みです。