コンプレックス・エイジ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

OLとコスプレイヤー、二つの顔を持つ女性の物語である。渚は会社では地味な事務職として働きながら、週末になると別人のように華やかなコスプレイヤーへと変貌する。SNSでは「レイヤー」として多くのフォロワーを抱え、撮影会では注目の的。だが職場の同僚には決してこの趣味を明かせない。年齢を重ねるごとに募る焦燥感——いつまでこの二重生活を続けられるのか……。

佐久間結衣は本作で、コスプレという題材を単なる趣味の範疇に留めず、現代人が抱える「自己承認」と「社会的役割」の葛藤として描き切った。『モーニング』という青年誌の枠組みで連載されたことで、オタク文化の内輪ネタに終始せず、広い読者層に届く普遍性を獲得している。第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞したのも、その社会性の高さゆえだろう。コスプレを通じて自己表現を模索する主人公の姿は、誰もが抱える「本当の自分とは何か」という問いに直結する。既刊6巻という短さながら、2018年に実写映画化され、海外でも英語版が配信されるなど、作品の射程は国境を越えた。

あなたにも隠している顔があるなら、この物語は他人事ではないはずです。

まだ読んでいないあなたへ

26歳、OL、コスプレイヤー。

この三つの顔を持つ女性の話なんです。

職場では地味な事務員。でも週末、彼女はウィッグをかぶり、衣装に身を包んで別の人間になる。コスプレという趣味を、誰にも言えずに生きている。なぜなら「いい歳して」と笑われるのが怖いから。なぜなら「普通」でいなければいけないと思い込んでいるから。

この漫画が描くのは、コスプレという文化そのものじゃありません。「自分が好きなものを、堂々と好きだと言えない」という痛みなんです。趣味を隠すために嘘をつく。SNSでは派手に楽しんでいるのに、現実では息を潜めて生きる。その二重生活の息苦しさが、ページをめくるたびに胸に迫ってくるんですよ。

文化庁メディア芸術祭新人賞を受賞した本作は、コスプレを知らない人ほど読んでほしい作品です。なぜなら、これは「好きなことと、世間の目の板挟みになって生きる全ての人」の物語だから。あなたが心の奥に隠している何かが、ここに映っているかもしれません。

既刊6巻で完結しています。読み終えた後、自分の「好き」との向き合い方が少し変わるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『コンプレックス・エイジ』は全何巻?

全6巻で完結済みです。