ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

ゲイ風俗店で働く「もちぎさん」の日常を描いたコミックエッセイ。店に訪れる客、同僚のスタッフ、そして自分自身。さまざまな人間との交流を通じて、セクシュアリティをめぐる多様な現実が浮かび上がる。華やかでもなく、悲劇的でもなく、ただそこにある日々が淡々と綴られていく……。

もちぎはSNSでの活動を通じて多くのフォロワーを獲得してきた著者である。本作はComic Marcheでの連載作品で、既刊4巻を数える。青年誌のコミックエッセイというジャンルにおいて、LGBT当事者の視点から性産業の現場を描いた作品は決して多くない。だからこそ、この作品が持つ価値は大きいのです。もちぎの筆致は、説教臭さとは無縁だ。特別な主張を声高に叫ぶわけでもなく、ただ自分が見た風景を正直に描く。その誠実さが、読者の心に静かに響きます。SNSでの反響や書店ランキングでの評価が示すように、この作品は多くの人に届いている。

セクシュアリティは、誰にとっても「人生」そのものです。当事者でなくても、読むべき一冊でしょう。

まだ読んでいないあなたへ

ゲイ風俗で働く人の日常を描いたコミックエッセイ、と聞いて想像する世界を、この作品は丸ごと裏切ってくれるんです。

もちぎさんが描くのは、センセーショナルな夜の物語じゃありません。出勤前にコンビニでおにぎりを選ぶ瞬間、同僚とたわいない雑談をする時間、ふと湧き上がる「これでいいのかな」という問い——そういう、誰もが持っている日常の手触りなんですよ。ただ、その舞台がゲイ風俗というだけで。

この作品が教えてくれるのは、セクシュアリティって特別なものじゃなくて、その人の人生そのものだということです。もちぎさんの語り口は驚くほど淡々としていて、でもその淡々とした言葉の奥に、自分を生きることの覚悟と優しさがずっと流れているんです。

読んでいると気づくんです。自分が無意識に引いていた線、勝手に分けていた「普通」と「特別」という境界線が、実はどれだけ曖昧で、どれだけ意味がなかったのかって。

既刊4巻。SNSで大きな反響を呼び、書店ランキング上位に食い込んだのは、この作品が持つ「誠実さ」が理由なんだと思います。説教臭さもなければ、過剰な感動の押し売りもない。ただ、一人の人間が自分の人生を生きている姿を見せてくれる。それだけで、こんなにも心が動くんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。』は全何巻?

現在4巻まで刊行中です。