『クレムリン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
大学生の日常に紛れ込んだ一匹の猫。その名も「クレムリン」。飼い主である大学生たちとの、とりとめのない毎日が淡々と綴られていく。猫は気まぐれに現れ、勝手に寝て、勝手に去る。人間たちはそれに振り回され、時に癒され、時に困惑する。特別な事件が起きるわけでもない。ただそこに猫がいて、人間がいる……。
カレー沢薫の描く猫は、擬人化もされなければ喋りもしない。ただひたすらに猫である。それでいて、コマの隅でふてぶてしく寝そべる姿や、無関心を装いながら人間を観察する視線には、確かな存在感がある。『クレムリン』は「モーニングツー」に連載され、2007年には第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。青年誌という舞台で、猫という題材を徹底的に「日常」として描ききった点が評価されたのだろう。後に『カレー沢薫の猫日記』でも猫を題材に作品を発表しているが、本作はその出発点にあたる作品です。2007年にはスタジオディーンによるアニメ化、2012年には実写映画化もされ、国内外で翻訳され親しまれている。
猫好きにこそ響く、過剰な演出のない猫の日常。既刊7巻、この脱力感はクセになります。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、受賞。
猫と大学生。この組み合わせに何があるのかって? それが、あるんです。カレー沢薫が描くのは、ふわふわで可愛い癒し系の猫漫画じゃありません。猫は猫なんだけど、そこに大学生たちの妙にリアルな日常が絡みついて、気づけば声を出して笑ってしまう。そういう作品なんです。
この作品の凄いところは、猫を擬人化したり喋らせたりせず、あくまで猫として描きながら、人間の側の反応やツッコミで笑いを成立させているところ。猫は何も悪くない。ただそこにいるだけ。なのに、大学生たちの生活は見事にかき回される。そのズレが、たまらなく可笑しいんです。
アニメ化、実写映画化もされて、海外でも翻訳されている本作。既刊7巻という手に取りやすいボリュームも魅力です。読み終わったあと、猫を見る目が変わるかもしれません。いや、変わるのは猫じゃなくて、自分の日常の見え方かもしれない。
笑いたいとき、ちょっと疲れたとき、何も考えずに読める一冊が欲しいとき。この作品はそういうときの、最高の相棒になってくれます。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『クレムリン』は全何巻?
全7巻で完結済みです。