クレイジーフードトラック』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

荒廃した世界を走る一台のフードトラック。運転席には中年の男が座り、車内では謎の「料理」が調理されている。この男が提供する食事は、客に狂気と快楽を同時にもたらす禁断の味だ。血と肉が飛び交う過酷な世界で、彼は何を目的に、誰のために料理を作り続けるのか……。

OGAKI Rokurouが『Comic Bunch』誌上で描く本作は、一見すると料理漫画の体裁を取りながら、その実態はバイオレンスとエロスが入り乱れる異色のダークアクションである。青年誌ならではの容赦ない描写と、中年男性を主人公に据えた渋い人物造形が特徴だ。舞台設定の異様さと、そこで繰り広げられる人間ドラマのコントラストが、読者を不穏な世界観へと引きずり込んでいく。料理という日常的な行為が、ここでは生存と狂気の境界線上に位置する行為として描かれる点に、作者の作家性が色濃く表れている。

既刊3巻。常識的な「食」の概念を破壊する衝撃の物語、ここに開店です。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻。

今、最も危険な香りがする青年漫画です。

タイトルから想像する「ほのぼの料理モノ」を期待すると、1ページ目で裏切られます。この漫画が描くのは、血と肉が飛び交う、笑いと暴力と欲望が入り混じった、どこまでも人間臭い世界なんです。中年の主人公が屋台を引いて旅をする――ただそれだけの設定なのに、なぜこんなにも読む手が止まらないのか。答えは簡単で、この作品には「人間が生きている」んですよ。

アクションとコメディ、ドラマとエッチが混在するって、普通なら統一感を失うはずなんです。でもOGAKI Rokurouは、その全てを「食」という原始的な欲求で束ねることに成功している。人は腹が減れば獣になるし、美味いものを食えば笑顔になる。その当たり前の真理を、容赦ない筆致で描き切っているんです。

主人公が中年というのも効いています。若者特有の青臭さがない分、行動に説得力がある。彼が屋台で何を出し、誰と出会い、どんな修羅場を潜り抜けるのか――その一つ一つが、妙にリアルで、妙に馬鹿馬鹿しくて、妙に心に残るんです。

Comic Bunchという雑誌の懐の深さを感じさせる一作。まだ3巻、今から追いかけられます。この先どこへ転がっていくのか、全く読めない。だからこそ、読まずにいられないんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『クレイジーフードトラック』は全何巻?

全3巻で完結済みです。