ギヴン』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ギターを抱えた高校生・上ノ山立夏が出会ったのは、同級生の佐藤真冬だった。真冬の持つギターに惹かれ、バンドに誘った立夏は、やがて真冬の歌声に衝撃を受ける。音楽を通じて結ばれていく若者たちの姿を、繊細な筆致で描く青春群像劇。既刊9巻。

キヅナツキが音楽をテーマに選んだのは必然だったのでしょう。BL漫画の文脈において、音楽という題材は関係性の距離感を測る絶妙な装置として機能します。本作が第20回日本漫画家協会賞で優秀賞を受賞したのは、ジャンルの枠を超えた普遍性が評価されたからです。Cheri+での連載を経て、2019年にはLercheによるアニメ化、2020年には実写映画化と展開し、Netflixでの配信を通じて国際的な支持を獲得しました。SuBLimeから英語版が刊行されている点も、作品の射程の広さを物語っています。

音楽と恋愛、その二つの旋律が重なり合う瞬間を見届けてください。

まだ読んでいないあなたへ

音楽漫画なのに、ギターの音が聞こえるんです。

キヅナツキが描く「ギヴン」は、バンドを組む高校生たちの物語なんですが、これがただの青春音楽ものじゃないんですよ。ギターケースを抱えた無口な少年が、ある日先輩に声をかけられた瞬間から、彼の凍りついていた何かが少しずつ溶け始めていく。その変化を、言葉じゃなくて表情の機微で、空気の震えで見せてくるんです。

驚くのは、音のない紙の上なのに、演奏シーンで本当に音が響いてくること。指が弦を弾く瞬間の緊張、声が出た瞬間の会場の空気、それを見ている仲間の顔。全部が音楽そのものになっている。日本漫画家協会賞を受賞し、アニメ化・実写映画化され、Netflixで世界配信されたのも納得の説得力です。

でもこの作品が本当に心を掴むのは、音楽の力で人が変わっていく過程なんですよ。言えなかった言葉が、歌になる。届かなかった想いが、音になって相手に届く。その一瞬のために、登場人物たちは必死に練習して、ぶつかって、また前を向く。

バンドものが好きな人はもちろん、何かを諦めかけている人にこそ読んでほしい。既刊9巻、この熱量を体感してください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『ギヴン』は全何巻?

全9巻で完結済みです。