キーチ!!』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

荒井英樹が描く、正義と暴力の境界線。少年院を舞台に、圧倒的な力を持つ主人公が直面するのは、理不尽な暴力と腐敗した大人たちの支配だ。拳ひとつで立ち向かう彼の戦いは、単純な強さの誇示ではない。そこにあるのは、歪んだシステムへの叛逆と、奪われた尊厳を取り戻すための闘争である……。

1992年から97年にかけて「ビッグコミックスペリオール」に連載された本作は、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。社会問題を正面から描く荒井の作家性が結実した作品で、少年院という閉鎖空間を舞台に、暴力の連鎖と正義の在り方を問い続けます。97年には映画化もされ、アジア圏を中心に海外でも翻訳版が出版されました。既刊9巻という分量に、凝縮された密度の高いドラマが詰まっている。青年漫画の枠を超えて、サバイバルとレジスタンスの物語として読まれるべき一作でしょう。

正義とは何か。力とは誰のためにあるのか。その問いに、拳で答える男がいます。

まだ読んでいないあなたへ

第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。

この賞が創設された年に、荒井英樹の『キーチ!!』が受賞したんです。つまり、この国の文化行政が「これが漫画の頂点だ」と最初に選んだ作品。それがどれほどの衝撃だったか、想像してみてください。

1992年から97年にかけて『ビッグコミックスペリオール』で連載された全9巻。学校を舞台に、生き残りをかけた闘いと反逆が描かれる。ただの学園モノじゃないんです。ここには「正義とは何か」という問いが、容赦なく読者の前に突きつけられる。青年誌で連載された理由が、ページをめくるごとに分かってきます。

荒井英樹が描くのは、綺麗事では済まない人間の本質です。追い詰められた時、人は何を選ぶのか。誰かを守るために、どこまで踏み込めるのか。その選択の一つひとつが、読む者の胸に刺さってくるんです。

映画化もされ、アジア圏でも翻訳されるほど支持された作品。それは、ここに描かれたものが日本だけの物語じゃないからなんですよ。どこの国にも、どの時代にも通じる普遍的な問いがある。

既刊9巻。この分量で、ここまで深く人間を掘り下げた作品は稀です。一度手に取ったら、最後まで目が離せなくなります。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『キーチ!!』は全何巻?

全9巻で完結済みです。