『キラキラとギラギラ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
転校生として新たな学園に足を踏み入れた主人公。そこで待ち受けていたのは、予想もしない人間関係の化学反応だった。表面的な「キラキラ」と内面の「ギラギラ」——相反する二つの要素が交錯する学園生活が、ここから始まる。
荒志田さわこは『作品A』『作品B』で既に独自の画風とストーリーテリングを確立している作家だが、本作では学園という舞台に照準を絞り込んだことで、その手腕がより鮮明になった。月刊誌Hartaでの連載という媒体特性を活かし、一話ごとに丁寧な心理描写を積み重ねていく構成は、週刊連載では得られない密度を実現している。単なる学園コメディでもなく、心理劇に振り切るでもなく、日常の機微と内面のドラマを絶妙な配合で織り込んでいく。第1回マンガ大賞受賞、2024年のアニメ化、2025年の実写映画化と、メディア展開が続くのも、この作品が持つ普遍性と同時代性のバランスゆえだろう。海外の漫画フェスティバルで注目を集め、多言語翻訳が進んでいる事実も、その評価を裏打ちしています。
既刊5巻。転校という始まりから、どこへ向かうのか。その答えは、ページをめくった先にあります。
まだ読んでいないあなたへ
既刊5巻。
それなのにマンガ大賞受賞、アニメ化、映画化まで決まってるんです。
転校初日、教室に入った瞬間、あなたは「キラキラ」と「ギラギラ」のどっちに見られると思いますか。この作品が突きつけるのは、学園というコミュニティに放り込まれた人間が、他人からどう見られ、自分をどう見せるかという、誰もが経験する生々しい葛藤なんです。荒志田さわこが描くのは、表面だけ繕えば済む世界じゃない。新しい環境で必死に自分の居場所を探す主人公の一挙手一投足が、読んでいるこっちの胃をキリキリさせてくる。
友情、成長、ギャップ――ありふれたテーマのはずなのに、この作家にかかると全部が別物になる。独特の画風が醸し出す空気感が、登場人物たちの内面を容赦なく剥き出しにしていくんです。コメディで笑わせておきながら、次のページで心理描写がえぐってくる。アクションシーンかと思えば、その裏で誰かの感情が静かに壊れていく。
海外の漫画フェスでも注目を集め、多言語翻訳されているのは、この作品が日本の学園だけの話じゃないからです。どこの国でも、人は誰かの前で「キラキラ」したり「ギラギラ」したりしながら生きている。その普遍性が、国境を越えて読者の胸を打ってるんですよ。
まだ5巻しか出ていないこのタイミングで、ぜひ読んでください。映画公開前に、この熱量を体験してほしいんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『キラキラとギラギラ』は全何巻?
現在5巻まで刊行中です。