『カリュクス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
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この作品について
第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞。受賞作は月刊アクション連載のMIKABE Sesuna『カリュクス』だった。超能力を持つ者たちが戦火の中で交錯し、友情と愛に引き裂かれていく——既刊4巻、デビュー作にして完成度の高さが際立つ作品である。
青年誌デビュー作が文化庁メディア芸術祭で新人賞を獲るのは並大抵のことではない。審査員が評価したのは、超能力というガジェットを戦争という極限状況に置いたときの人間描写の確かさだろう。アクションとドラマ、ロマンスを融合させながら、読者を物語の深部へ引き込んでいく構成力は、新人離れしている。英語版が刊行され海外のマンガファンからも注目を集めたのは、この作品が言語を超えた普遍性を持っている証左です。
デビュー作にして受賞作。MIKABE Sesunaという作家の出発点を、ぜひ手に取ってください。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞。
この賞が、デビュー作に贈られる意味を考えてほしいんです。
超能力者たちが戦争に巻き込まれていく物語。でもこれ、能力バトルを描きたいんじゃないんですよ。MIKABE Sesunaが描こうとしたのは、特別な力を持ってしまった人間が、戦争という狂気の中でどう生きるかという問いなんです。
友情があって、愛があって、それでも人は殺し合わなければならない。超能力という設定が、その残酷さを何倍にも増幅させていく。普通の人間なら逃げられたかもしれない、普通の人間なら見なくて済んだかもしれない、そういう選択肢を持たないまま、登場人物たちは戦場に立ち続けるんです。
青年誌連載で全4巻。この密度でこの重さを描き切った。英語版まで出版されて、言語の壁を越えて評価されているのは、この作品が普遍的な人間の痛みに触れているからでしょう。
戦争と超能力。この二つが交わったとき、何が見えるのか。答えは、あなたの目で確かめてほしい。
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よくある質問
『カリュクス』は全何巻?
全4巻で完結済みです。