オトメン(乙男)』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

完璧な容姿と男らしさで学園の憧れの的である正宗は、誰にも言えない秘密を抱えていた。実はケーキ作りや少女漫画、可愛い雑貨が大好きな"乙男"なのだ。男らしくあるべきという母の期待に縛られ、本当の自分を隠して生きてきた彼の前に、武闘派ヒロイン・涼が現れる……。

別冊花とゆめで2006年から連載された本作は、ジェンダーの固定観念を軽やかに揺さぶる学園ラブコメディだ。第32回講談社漫画賞少女部門を受賞し、アニメ化・実写映画化を果たしたことからも、その革新性と普遍的な魅力が窺える。「男らしさ」「女らしさ」という呪縛に苦しむキャラクターたちの姿は、表層的なジェンダー論議に終わらず、自分らしく生きることの困難さと喜びを丁寧に描き出している。菅野あやの筆致は軽快でありながら、主人公が抱える葛藤の深さを決して軽んじない。ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、笑いながら読み進めるうちに、いつの間にか心の奥底を突かれる。台湾、韓国、タイなどアジア圏で翻訳出版され支持を集めたのも、この普遍性ゆえだろう。

既刊18巻。2000年代後半の少女漫画シーンに新たな風を吹き込んだ一作です。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞を受賞し、アニメ化・実写映画化までされた作品なんです。

主人公は誰もが認める「男らしい」イケメン高校生。でも、誰にも言えない秘密があるんですよ。実は少女趣味全開で、スイーツ作りに刺繍に少女漫画。ピンクのエプロンが似合いすぎて困るタイプ。そんな彼が、外では完璧な男子を演じ続ける日々。この二重生活のギリギリ感が、笑えるのに胸が痛くなるんです。

恋が始まると、さらに複雑になっていきます。好きな人の前でどんな自分を見せるのか。本当の自分を隠し続けるのか、それとも。外見と内面のギャップに悩む彼の姿が、妙にリアルで切ないんですよ。

友情の描き方も秀逸なんです。個性的な仲間たちとの関係が深まるにつれて、「男らしさ」って何なのか、自分らしく生きるって何なのかが浮かび上がってくる。軽やかなコメディの中に、誰もが一度は考える問いが潜んでいるんです。

別冊花とゆめ連載で全18巻。台湾や韓国、タイでも愛された作品です。笑って、ドキドキして、気づいたら自分のことを考えている。そんな読書体験ができる漫画なんですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『オトメン(乙男)』は全何巻?

全18巻で完結済みです。