アレルヤ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

クラシック音楽の世界を舞台に、若き演奏家たちの葛藤と成長を描く。彼らは技術と表現の狭間で悩み、ライバルとの競争の中で自らの音楽を問い直す。音符の向こうに何を見出すのか……。

NOJYO Junichiは音楽をテーマにした作品を手がける作家だが、本作はその集大成と言える。ビッグコミックオリジナル誌上で2005年から2006年にかけて連載され、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。音楽漫画は「演奏シーンをどう描くか」という表現上の困難を抱えるが、本作は音のない紙面で奏者の内面と技巧を同時に伝えることに成功している。競争と友情、そして自己成長という普遍的なテーマを、クラシック音楽という特殊な世界を通じて浮かび上がらせる構成は見事です。英語版も刊行され、海外の音楽愛好家やマンガファンからも注目を集めました。

既刊5巻。音楽を愛する者なら、この静かな熱量に触れるべきです。

まだ読んでいないあなたへ

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。

受賞歴だけ見れば「ああ、すごい作品なんだろうな」で終わるんです。でも『アレルヤ』を読んだ後、あなたはこの賞が何を評価したのか骨身に染みて理解することになります。音を聴けない紙の上で、これほど音楽が鳴り響く漫画があるなんて信じられますか。

音楽をテーマにした作品は数あれど、この作品が特別なのは「音」を描いているからじゃないんです。音を追い求める人間の、あの震えるような執着を描いているから特別なんです。楽譜を前にした人間の孤独、音に触れた瞬間の歓喜、自分の限界を突きつけられた時の絶望——それらすべてがページから溢れ出してくる。

ビッグコミックオリジナルという青年誌で連載された本作は、既刊5巻という凝縮された巻数の中に、妥協のない密度で人間を描き切っています。友情とか成長とか、そういう言葉で簡単にまとめられるものじゃないんですよ。もっと生々しくて、もっと切実で、読んでいて息苦しくなるほど真剣なんです。

音楽に人生を賭けるってどういうことなのか、才能の壁に打ちのめされるってどれほど残酷なのか。この作品はあなたに教えてくれます。そして同時に、それでも音楽を手放せない人間の美しさも見せてくれるんです。海外でも評価され英語版が出版されているのは、この普遍的な人間の姿が国境を越えるからでしょう。

クラシック音楽に詳しくなくていい。楽器が弾けなくていい。ただ何かに本気になったことがあるなら、この作品はあなたの心臓を鷲掴みにします。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『アレルヤ』は全何巻?

全5巻で完結済みです。