アイアムアヒーロー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

冴えない35歳の漫画家アシスタント・鈴木英雄。夢は破れ、恋人には見捨てられ、現実と妄想の境界すら曖昧になりつつある彼の日常が、ある日突然、ゾンビのパンデミックによって崩壊する。生き延びるための逃避行が始まるが、この男が持つ唯一の武器は、クレー射撃の趣味で手にした猟銃だけだった……。

花沢健吾が『ビッグコミックスピリッツ』で2009年から2017年まで連載した本作は、単なるゾンビ漫画の枠を大きく超えている。ゾンビという破滅的な舞台装置を用いながら、描かれるのはむしろ「何者にもなれなかった男」の精神的葛藤です。主人公の弱さ、卑怯さ、それでも生き延びようとする姿が、リアリティのある心理描写で積み重ねられていく。第3回から第5回のマンガ大賞に3年連続でノミネートされ、第58回小学館漫画賞を受賞したのも、このジャンルにおける革新性が評価されたからだろう。英語圏をはじめ多言語に翻訳され、海外でも高い評価を得ている。

既刊22巻。絶望の中で、弱い人間がどう変わるのか。その答えを目撃してください。

まだ読んでいないあなたへ

全22巻で完結。

3年連続マンガ大賞ノミネート、第58回小学館漫画賞受賞。

35歳の売れない漫画家アシスタントが主人公なんです。夢を追い続けて15年、現実では何者にもなれず、日常で妄想と会話する癖がついてしまった冴えない男。そんな彼の周りで突然、人間が人間を襲い始める。世界は一夜にして地獄に変わり、逃げ惑う人々の悲鳴が街中に響き渡る。

この作品の恐ろしさは、ゾンビそのものじゃないんですよ。主人公の「自分は本当に正気なのか」という不安が、読んでいるこちらの精神まで侵食してくるんです。もともと現実と妄想の境界が曖昧な彼が、狂った世界の中で目にするもの。それが本当に起きているのか、それとも彼の頭の中だけの出来事なのか。読者であるあなた自身も、何が真実なのか分からなくなってくる。

花沢健吾の緻密な心理描写と、容赦ないリアリティ。平凡だった男が、崩壊した世界で初めて「自分」と向き合っていく姿を見ていると、胸が締め付けられるんです。彼はヒーローになれるのか。それとも、ただの臆病者として終わるのか。

国内外で高い評価を受け、2016年には実写映画化もされた本作。ゾンビ漫画の傑作であると同時に、誰もが抱える「自分は何者なのか」という問いを、極限状態の中で突きつけてくる作品です。

読み終えた後、あなたは自分の日常を、少し違う目で見るようになるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『アイアムアヒーロー』は全何巻?

全22巻で完結済みです。