わたしと先生の幻獣診療録』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

幻獣が息づく世界で、診療所の先生とその助手である少女が、傷ついた幻獣たちの治療にあたっている。角が折れたドラゴン、翼を痛めたグリフォン——訪れるのは人間の常識が通じない生き物ばかり。少女は先生の指示を受けながら、時に怯え、時に驚きながらも、幻獣たちと向き合っていく。

Kaziyaの緻密な作画は、幻獣の生態を描くうえで強力な武器になっています。鱗の一枚一枚、羽毛の重なり、傷口の痛々しさまで丁寧に描き込まれており、架空の生物に確かな実在感を与えている。ファンタジー世界を舞台にしながらも、診療という日常的な営みを軸にすることで、物語は落ち着いたトーンを保つ。派手な戦闘や冒険ではなく、治療を通じて幻獣の生態や性質が明かされていく構成は、読者に発見の喜びをもたらすでしょう。第1回Comic Garden漫画大賞の受賞作であり、英語版も刊行されるなど、海外のファンタジー漫画ファンからも支持を集めています。

幻獣との静かな交流を描く、異色のファンタジードラマ。既刊5巻、丁寧に紡がれた世界をぜひ体験してください。

まだ読んでいないあなたへ

全5巻完結。

この長さが、ちょうどいいんです。

幻獣を診る獣医と、その助手である少年の物語。設定だけ聞けば王道ファンタジーですが、この作品が描くのは派手な冒険譚ではありません。診療所にやってくる傷ついた幻獣たち、その一匹一匹に向き合う日常です。でもその日常が、静かに胸を打つんですよ。

Comic Garden漫画大賞を受賞した理由がわかります。Kaziyaさんの緻密な作画は、幻獣の息づかいまで伝えてくる。羽毛の質感、鱗のきらめき、瞳に宿る野生の輝き。ページをめくるたび、本当にこの生き物たちが存在しているような錯覚に陥るんです。

何より心に残るのは、少年が先生の背中を見て成長していく姿。診療という行為を通じて、命の重さ、痛みへの想像力、そして他者への優しさを学んでいく過程が、説教臭くなく自然に描かれています。ある患者との別れの場面では、涙をこらえられませんでした。

英語圏でも評価されているのは、この普遍性のためでしょう。魔法の世界の話なのに、私たちが生きるこの世界の話なんです。

5巻という長さだからこそ、一気に読めて、余韻がしっかり残る。週末に、静かな感動を求めているなら、これ以上の選択肢はないと断言します。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『わたしと先生の幻獣診療録』は全何巻?

全5巻で完結済みです。