『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
鍵垢で本音を吐き出す女子大生、SNSで承認欲求を満たす男子大学院生、そしてフェミニズムを語るおじさん。交わるはずのない三人が織りなす現代的なコミュニケーションの齟齬と、それでも生まれる奇妙な共感の物語。SNSという舞台装置を使いながら、誰もが抱える「本音と建前」の狭間で揺れ動く姿を描く。
瀧波ユカリは『臨死!! 江古田ちゃん』や『モトカレマニア』で、現代女性のリアルな心情を容赦なく抉り出してきた作家だ。本作でもそのスタイルは健在。ただし今回は、女性だけでなく男性、さらには世代の異なる「おじさん」までを等距離で見つめる視点が加わった。フェミニズムという一見重いテーマを扱いながら、説教臭さは皆無。むしろコメディとして成立させる手腕は、作者の観察眼と構成力の賜物である。第16回マンガ大賞を受賞し、『このマンガがすごい!』2023年版オンナ編で第3位に選ばれたのも頷ける。&Sofaで連載中、既刊8巻。
誰もが加害者で被害者。そんな現代のコミュニケーションを笑いながら見つめ直せる稀有な作品です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊8巻。
マンガ大賞受賞作です。
「傷つかない恋愛」を求める人たちの物語なんですが、これがもう、今の時代に生きる人全員に刺さるんですよ。SNSで鍵垢に籠って本音を吐く女性、自己肯定感が低すぎて恋愛に踏み出せない男性、そして「正しさ」を振りかざしてしまうおじさん。誰もが「傷つきたくない」「でも誰かと繋がりたい」という矛盾を抱えている。
『臨死!! 江古田ちゃん』『モトカレマニア』で女性の本音を描き続けてきた瀧波ユカリが、今度は男女の断絶そのものに切り込んでいるんです。フェミニズムという言葉が飛び交う時代に、お互いを理解しようともがく三人の姿が、笑えるのに痛くて、痛いのにあたたかい。
コメディとして最高に面白いのに、読み終わると胸の奥が熱くなるんですよね。誰かを責めるのでも、正解を示すのでもなく、ただ「わかりあえないかもしれないけど、それでも」という希望を描いている。このマンガがすごい!オンナ編で3位に入ったのも納得です。
今、人との距離感に悩んでいるなら。誰かと本音で話すのが怖いなら。ぜひ手に取ってほしいんです。
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よくある質問
『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』は全何巻?
現在8巻まで刊行中です。