『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
明治維新から十年。かつて「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心は、不殺の誓いを立て、刃を潰した逆刃刀を腰に流浪の旅を続けている。東京で出会った神谷薫とその仲間たちとの日々は穏やかだが、剣心の背には幕末に刻まれた深い業が影を落とす。かつての仇敵や、新時代の闇に蠢く者たちが次々と現れ、剣心は逆刃刀を抜く。贖罪の旅は、いつ終わるのか……。
和月伸宏が週刊少年ジャンプで放った本作は、1990年代の少年漫画に革命を起こした一作です。それまでジャンプが得意としてきた「強さのインフレ」や「勝利至上主義」ではなく、主人公が「不殺」という制約を背負い、過去の罪と向き合いながら戦う構造は、少年漫画における「強さ」の定義を更新しました。アクションの躍動感はもちろん、明治という過渡期を舞台に選んだことで、歴史ロマンと時代の暗部を同時に描き出すことに成功しています。講談社漫画賞を二度受賞し、アニメ化・実写映画化され、世界中で翻訳される人気を獲得したのは、この作品が持つ普遍的なテーマ——贖罪と再生——が国境を超えたからでしょう。
既刊28巻、完結済み。剣と心の物語を、今こそ手に取る時です。
まだ読んでいないあなたへ
刀で人を斬った過去を持つ男が、二度と人を殺さないと誓う。
これほど矛盾した主人公を軸に、ここまで熱く、切なく、そして血湧き肉躍る物語を描けるものかと、ただ驚くんです。
明治時代、もう刀の時代じゃない平和な世の中で、かつて「人斬り抜刀斎」と恐れられた男が、逆刃刀という刃と峰が逆さまの刀を持って流浪している。過去の罪を背負い、出会う人たちを守りながら生きていく。この設定だけで鳥肌が立つでしょう。彼が刀を抜くのは誰かを守るときだけで、それでも過去の亡霊は容赦なく追いかけてくるんです。
剣戟シーンの迫力が尋常じゃない。紙面から殺気が滲み出てくるような緊迫感と、一太刀に込められた想いの重さ。でもこの作品、ただ派手に斬り合うだけじゃないんですよ。敵にも生きてきた理由があって、主人公にも消せない過去がある。戦いの裏に人間ドラマが骨太に組み込まれていて、読後には胸の奥がじんと熱くなる。
仲間との絆、背負った過去、守りたい未来。剣を交えながらぶつかり合う信念。明治という時代の変わり目だからこそ際立つ、侍の生き様と葛藤。既刊28巻、この熱量が全編を貫いてます。
講談社漫画賞を受賞し、アニメ化も実写映画化もされた、90年代ジャンプを代表する一作。まだ読んでいないなら、人生の宝物を一つ逃しているかもしれません。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は全何巻?
全28巻で完結済みです。