『るなしい』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
石津世夏子が『小説現代』に連載した本作は、人間関係の機微と自己探求を丁寧に描き出す青年ドラマだ。主人公たちが日常の中で抱える葛藤や、他者との距離感に悩みながら、自分自身と向き合っていく姿を追う。タイトルの持つ独特の響きが示すように、寂しさと切なさが静かに漂う物語である。
石津は『青い空の下で』でも知られる作家だが、本作では一層リアルな人間描写に踏み込んでいる。第1回小説現代漫画大賞を受賞したことからも、その評価の高さがうかがえるでしょう。海外の漫画フェスティバルでも高く評価され、英語やフランス語など複数の言語に翻訳されている点は、作品のテーマ性が文化圏を超えて響く普遍性を持っている証です。2018年にはアニメ化、2020年には映画化もされ、メディアミックス展開を経てもなお色褪せない作品の力がある。
既刊5巻。心の動きを繊細に掬い取る石津世夏子の筆致を、じっくりと味わってください。
まだ読んでいないあなたへ
第1回小説現代漫画大賞受賞作。
この作品、タイトルからして「寂しい」を「るなしい」って平仮名で書く時点で、ただごとじゃないんです。石津世夏子が描くのは、人が誰かと一緒にいてもふと感じる孤独、誰かを求めながら同時に遠ざけてしまう矛盾、そういう心の機微なんですよ。
青年誌らしい容赦のないリアリティがあります。誰も完全な善人じゃないし、誰も救われるべき被害者だけでもない。登場人物たちがもがいて、すれ違って、時には相手を傷つけながら、それでも関係性の中で何かを探そうとする姿が、痛いほど生々しく描かれているんです。
驚くべきは、この作品が海外の漫画フェスティバルで高く評価され、英語やフランス語を含む複数言語に翻訳されていること。日本特有と思われた心の機微が、国境を越えて共感を呼んでいるんですね。2018年にはアニメ化、2020年には実写映画化もされました。
読後、あなたは自分の人間関係を見つめ直すことになります。誰かとの距離感、本当に伝えたいこと、伝えられないでいること。そういう日常に埋もれた感情が、急に重みを持って迫ってくるんです。
既刊5巻、今すぐ手に取ってください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『るなしい』は全何巻?
全5巻で完結済みです。