『やれたかも委員会』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
吉田貴司が描く「やれたかも委員会」は、過去の恋愛を振り返り、"あのとき、もしかしてやれたんじゃないか?"と検証する男たちの姿を描く青春回想録だ。主人公たちは酒の席で、学生時代や社会人になってからの女性との出会いを思い返し、当時気づかなかった脈ありサインを今さらながらに分析していく。しかし委員会の結論はいつも残酷で——。
吉田は「フィンランド・サガ(性)」や「シェアバディ」など、人間関係の機微を鋭く切り取る作家として知られる。本作もその系譜に連なるが、扱うのは恋愛の成功譚ではなく、見逃した可能性の数々である点が秀逸です。過去を美化せず、しかし決して自虐にも走らない絶妙な距離感で、誰もが経験したであろう「あの頃」を描き出す。cakesでの連載開始から瞬く間に支持を集め、2018年には映画化、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した実績が、作品の普遍性を証明している。
既刊5巻。過去は変えられないが、笑い飛ばすことはできる。あなたの"やれたかも"は、果たして本当だったのか。この委員会が下す結論を、確かめてみてください。
まだ読んでいないあなたへ
実写映画化、そしてAbemaTVで特別編。
既刊5巻のこの漫画が、なぜここまで人の心を掴んだのか。
タイトルは「やれたかも委員会」。あの時、あの瞬間、もしも違う選択をしていたら——誰もが一度は抱く、答えの出ない「もしも」を、この作品は容赦なく突きつけてくるんです。
舞台は過去の恋愛。登場するのは、かつて何かの縁で出会い、そして離れていった男女たちです。彼らが当時の記憶を語り合う中で、見えてくるのは互いのズレ。一方は「脈ありだった」と確信し、もう一方は「ただの友達だった」と思っている。その食い違いが、笑えるほど切なくて、切ないほど笑えるんです。
吉田貴司が描くのは、派手な恋でも美しい恋でもない。ほんの少しの勇気が出せなかった、ちょっとしたタイミングを逃した、そんな「普通」の人間の物語です。でも、その普通さこそが、読んでいる自分の記憶を次々と呼び起こしてくる。ページをめくるたび、自分の中の「やれたかも」が疼き出すんです。
第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した実写版も話題になりましたが、原作にはもっと多くの「もしも」が詰まっています。あの頃の自分に会いたくなる人も、もう二度と振り返りたくない人も、この漫画はきっと同じ場所に連れて行ってくれます。
答え合わせはもうできない。だからこそ、読まずにはいられないんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『やれたかも委員会』は全何巻?
現在5巻まで刊行中です。